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2006年12月18日
日立アプライアンス株式会社

業界最大容量*1の565Lで、余裕の収納力を実現

大容量冷蔵庫「たっぷりビッグ すみずみクール」シリーズに
最大容量機種を追加

従来機種*2と据え付けスペースが変わらない、幅740mmサイズ

大容量冷蔵庫「たっぷりビッグ すみずみクール」シリーズ

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、幅740mmサイズで業界最大565Lの大容量を実現したR-SF57WMを「たっぷりビッグ すみずみクール」シリーズの最大容量機種として、2007年1月1日から発売します。
  今回の新製品では、独自に開発した新しい断熱材「高流動性ウレタン」の採用により、従来機種に比べ、さらなる薄壁化が可能となり、業界最大容量の565Lを実現しました。また、業界最大の冷凍室容量173Lも実現しました。こうした大容量化により、冷凍食品やドレッシングなど食材の多様化による冷蔵庫の容量不足を解消します。さらに、最近の健康志向を反映し、保存料を含まない食材が増えていることから、こうした冷蔵が必要な食材の増加にも対応します。

型式および発売日

型式定格内容積本体希望小売価格発売日月産台数
R-SF57WM(ツインドア)565Lオ−プン価格2007年1月1日6,000台

新製品の主な特長 <大容量冷蔵庫「たっぷりビッグ すみずみクール」R-SF57WM>

1. 幅740mmサイズで業界最大容量565Lの、余裕の収納力を実現

  冷凍室を冷蔵庫の中段に配置した「まんなか冷凍」構造を引き続き採用することで、冷凍室や野菜室の壁内の断熱材を薄くしています。また、新たに、独自に開発した「高流動性ウレタン」を採用することで薄壁化を図り、庫内の大容量化を実現しました。これにより、従来機種に比べ、冷蔵庫の容量が30L増加し、食材のまとめ買いなどにも対応できます。なお、据え付けスペースは、幅740mmサイズで従来機種と変わりません。

2. 業界最大冷凍容量173Lで、冷凍食品の増加に対応

  冷凍食品の多様化に伴う消費量の増加に対応し、冷凍室の容量は、業界最大の173Lとしました。食材の高さに合わせてすっきりと食材を整理できる3段式フリーザーケースを、引き続き採用しています。さらに、冷凍室の急速冷凍コーナーの拡大と、ケースの強度アップのため、最上段のフリーザーケースには、新たに全面ステンレストレイを採用しました。

3. 冷蔵庫内の温度むらや温度変動を抑える「ダブルクール」を採用

  冷蔵室に新開発の「ダブルクール」を採用することで、大容量化により庫内が広くなることで起こりやすかった食品の温度むらや温度変動を抑えます。また、この「ダブルクール」と、7つの温度センサーで常に最適な温度制御を行う当社独自のセンシング技術や、真空断熱材などにより、年間消費電力量を1L当たり約20%*3低減することができました。

4. 重厚感のある新色ローズブラウンを追加

  本体色は、「たっぷりビッグ すみずみクール」シリーズで採用しているソフトブラウンとステンレスローズに、重厚感のあるローズブラウンを新たに加えた3色展開としました。また、今回の新製品でも、スリム感を表現する「サイドラウンドフォルム」や、開けやすい縦型ハンドルを採用し、スマートで高品質感のあるデザインと、使いやすさを両立しています。

*1
2006年12月18日現在。日本国内メーカーが販売している家庭用冷蔵庫において。
*2
従来同等サイズ機種R-SF54VM(535L)との比較。
*3
従来同等サイズ機種R-SF54VMの1L当たりの消費電力量1.29kWh/年と、新機種R-SF57WMの1L当たりの消費電力量1.08kWh/年との比較。

需要動向と開発の背景

  2006年度の家庭用冷蔵庫(冷凍庫を含む)の市場は、前年並みの約455万台と見込まれます。この中で500L以上は、前年比約2倍(日立調べ)の伸長を示しており、さらに、大容量化が進むと予測されます。この背景には、近年の冷凍食品の高品質化や多様化、ペットボトル飲料や調味料の増加や、スーパーの郊外化による食材のまとめ買いなどがあると考えます。
  また、当社の調査によると、買い替え対象である1995年から1997年までに401L以上の大型冷蔵庫が市場で約400万台販売され、その中で幅685mmサイズと幅740mmサイズの割合は、3:1となっています。そこで、今回、幅740mmサイズの買い替え需要を見込み、約11年前の機種に比べ、容量が115L増加した大容量冷蔵庫を開発しました。さらに、大型冷蔵庫に起こりがちな広い庫内での食品の温度むらや温度変動を抑える機能も搭載しました。

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