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2006年11月7日
日立アプライアンス株式会社

業界で初めて*1ステンレスを採用し、エアコン内部の清潔性を向上

ルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」を発売

ルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、業界で初めてルームエアコン内部各所にステンレスを採用し、汚れの付着やカビの発生を防ぐ「ステンレス・クリーン 白くまくん」Sシリーズ8機種を12月上旬から順次発売します。
  本製品には、独自の拭き取り方式のフィルター自動掃除機能も搭載しました。このフィルター自動掃除機能の搭載と、内部へのステンレスの採用により、フィルターはもちろん、エアコン内部の空気の通り道も徹底的に清潔に保ちます。また、4.0kWクラスにおいて、業界トップクラスの通年エネルギー消費効率(APF)6.0を実現するなど、省エネ対応も強化しました。

型式および発売時期

型式 能力 電源 冷房時
適用畳数
希望小売価格 発売時期 当初月産台数
RAS-S22W 2.2kW 単相100V 6畳程度 オープン価格 2007年2月下旬 5,000台
RAS-S25W 2.5kW 単相100V 8畳程度 オープン価格 2007年2月中旬 4,000台
RAS-S28W 2.8kW 単相100V 10畳程度 オープン価格 2006年12月中旬 9,000台
RAS-S36W 3.6kW 単相100V 12畳程度 オープン価格 2007年1月上旬 2,000台
RAS-S40W2 4.0kW 単相200V 14畳程度 オープン価格 2006年12月上旬 6,000台
RAS-S50W2 5.0kW 単相200V 16畳程度 オープン価格 2007年1月上旬 2,500台
RAS-S63W2 6.3kW 単相200V 20畳程度 オープン価格 2007年3月下旬 1,000台
RAS-S71W2 7.1kW 単相200V 23畳程度 オープン価格 2007年3月下旬 500台

新製品の主な特長<ルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」 Sシリーズ>

1.業界で初めて、ルームエアコン内部にステンレスを採用

  ステンレスには、汚れが付着しにくく、菌の繁殖を抑える特性があります。当社はこうした特性に注目し、フィルター(フロントパネル後ろのプレフィルター)・通風路・上下風向板にステンレスを採用したほか、室内ファンには銀イオン、熱交換器にはチタンをコーティングしました。これにより、普段掃除のしにくいエアコン内部も除菌*2し、汚れの付着やカビの発生を防ぎます。

2.ダブルプラズマ電極と「ステンレスフィルター」でほこりを強力に吸着

  本体2箇所に取り付けた2つの電極から発生するマイナスイオンによってほこりを帯電させ、「ステンレスフィルター」でほこりはもちろん、花粉やハウスダストなどの汚れも吸着します。これにより、部屋の強力空気清浄も可能としました。「ステンレスフィルター」は、従来機種*3より網目を細かくしており、熱交換器全面を覆い、ほこりなどがエアコン内部へ侵入するのも防ぐことから、エアコン内部の汚れを抑制します。

3.油汚れに強く、静かに運転するフィルター自動掃除機能

  拭き取り方式のフィルター自動掃除機能を新たに搭載し、掃除の手間を省きます。油分を含ん だほこりもしっかり取り除き、また、自動掃除時の運転音は図書館内の静かさ(40dB)より小さい30dB*4です。さらに、拭き取ったほこりをダストボックスに溜める方式のため、ほこりを室内外に放出しません。ダストボックスには約10年分のほこりを溜めることができます*5

4.「3次元ワイド気流」で快適性を向上

  左右風向板の大きさを約1.5倍*6にしたことにより、従来機種*3より70°広い左右160°の広角で風が広がります。さらに、より遠くまで風を届ける大形の上下風向板「ダブルビッグルーバー」との組み合わせにより、3次元の立体的な風を生み出し、1年を通じて部屋全体の快適性を向上します。

*1
2006年11月7日現在。ルームエアコンにおいて。
*2
試験機関:(財)日本紡績検査協会 試験番号:022580-1,022580-2 試験方法:JIS Z 2801定量試験(フィルム密着法)に基づく。対象部分:除菌ステンレスフィルター・除菌ステンレスルーバー・除菌メタルコーティングファン・除菌チタンカーボン熱交換器・除菌ステンレス通風路で捕集した菌を除菌。
*3
当社従来機種RAS-E40V2(2005年12月発売)。
*4
当社試験室で測定。
*5
当社基準に基づき1年間のほこり量を2gで試算。
*6
当社従来機種RAS-E40V2(2005年12月発売)との比較。

需要動向と開発の背景

  2006年4月から9月のルームエアコンの出荷は、天候不順ながらも、489万台(前年比99%)となり、2006年度は730万台(前年比96%)が見込まれます(日立調べ)。今後もリビングルームを中心とした買替需要のほか、寝室や子供部屋などへの買増需要など、堅調な推移が見込まれます。
  現在、エアコンの需要は高級タイプと普及タイプの二極化が進んでおり、高級タイプの78%がリビングルームに設置されています(日立調べ)。当社にて、リビングルームで使用しているエアコンについて調査したところ、エアコン内部の汚れやフィルターの掃除、空気の汚れに関する要望が多いことがわかりました。そこで、プレフィルター・通風路・上下風向板に除菌・防汚効果の高いステンレスを採用するなど、エアコン内部の清潔性を高めたほか、フィルター自動掃除機能を新たに搭載した新製品を開発しました。

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