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2006年10月10日
株式会社ファンケル
株式会社日立製作所

ファンケルの顧客管理システムへのログイン認証に
日立の指静脈認証装置を採用

化粧品業界では初となる指静脈認証技術の大規模導入、全国215店舗・1,600名弱が利用

日立製指静脈認証装置

  株式会社ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:藤原 謙次/以下、ファンケル)は、このたび、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:古川 一夫/以下、日立)の指静脈認証装置によるPCログイン認証システムを採用し、本年9月12日から本格稼働を開始しました。全国46都道府県にあるファンケルグループの直営店舗に設置してある顧客管理システムへのログイン認証などに利用するもので、本年10月20日にオープン予定のファンケルハウスJイオン高崎ショッピングセンターを含めると、直営店舗全店の合計215店舗、ファンケルショップの従業員など約1,600名での利用となります。今後出店予定の新店に関しましても随時設置をしていく予定です。
  これは、化粧品業界として初となる指静脈認証技術を採用したセキュリティシステムの大規模導入となります。

  ファンケルは、化粧品・健康食品などを製造し、通販・直営店舗・卸などの販売チャネルにて販売していますが、その過程で収集・蓄積されるお客様の個人情報、お取引先様情報などの重要な情報について、2000年に認証取得しているISO9001のプロセス管理に従った取扱ルールと基準を明確にして厳重な管理をしています。こうした情報セキュリティの管理レベルをさらに向上させるため、顧客管理システムのログイン認証に、日立の指静脈認証技術を採用しました。
  これは、日立の指静脈認証技術が、成りすましや偽造が極めて困難なこと、認証速度が速く装置が小型で設置しやすく、かつ使いやすいこと、そして金融機関を始め国内外で多数の採用事例があり、指紋に代わる生体認証のデファクトスタンダードとして期待できることなどを高く評価し、採用に至ったものです。

  ファンケルは、1980年(昭和55年)の創業以来、「安心・安全 やさしさ」を経営理念のもと化粧品や健康食品の製造・販売を通じてお客様に「安心」をお届けしてまいりました。「お客様情報はお預かりしているお客様への財産」という意識のもと、今後さらなる「安心」を製品・サービスの両面からお客様にお届けしてまいります。

生体認証と日立の非接触型指静脈認証システムの特徴と仕組み

  生体認証とは、指紋や虹彩、静脈といった人体の一部を使って個人を特定する認証技術です。この生体認証を活用した装置の市場は、2005年4月の個人情報保護法の施行や企業などにおける情報セキュリティ対策へのニーズが高まっていることを受け、近年、拡大する傾向にあります。
  指静脈認証技術は、日立が開発した生体認証技術で、体内にある指の静脈パターンを認証するものです。指静脈は体内にある情報であり、成りすましや偽造が極めて困難です。指に光を透過させて、静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かい静脈まで取得が可能で、直接センサ部に触れることなく高い認証精度を持ちます。また、装置もコンパクトで、ATMの本人認証、PCログインや入退室管理の他にも自動車などさまざまな分野への応用を日立は進めています。

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以上

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