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情報漏えいを防止し自席PCへの簡単アクセスを実現する
「FLORA Se210リモートアクセスパック」の機能を強化
FLORA Se210リモートアクセスパック
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株式会社 日立製作所(執行役社長:古川一夫)は、情報漏えいを防止し、外出先からオフィスの自席PCへの簡単アクセスを実現する、セキュリティPCとリモートアクセスサービスをセットにした「FLORA Se210リモートアクセスパック」について、今回、PC本体やリモートアクセスサービスの機能強化を図り、7月7日より提供開始します。
近年、モバイルノートPCの盗難や紛失による個人情報や機密情報が漏えいするケースが増加し、社会的な情報セキュリティに対する関心が高まっています。加えて、ワークスタイルの多様化や生産性向上を目的に、外出先や自宅でも社内システムを利用したいというニーズが高まっており、認証・暗号化サーバの導入・システム構築が急務となっています。また一方で、自社内に情報システム部門をもたないユーザーを中心に、出張先や自宅ではセキュリティに配慮したモバイルノートPCを利用したいが、システム構築や運用コストはなるべくかけずに手軽に導入したいというニーズも急激に高まっています。
当社はこうしたニーズに対応するため、認証サーバや暗号化通信機能をASP*1サービスで提供することにより、自社内に情報システム部門をもたないユーザーでも、認証・暗号化サーバの導入やシステム構築を行わずに、簡単に導入できるセキュリティPC「FLORA Se210リモートアクセスパック」を昨年9月より発売しています。
*1 |
ASP=Application Service Provider |
今回提供開始する「FLORA Se210リモートアクセスパック」は、PC本体の基本性能を向上するとともに、外出先からオフィスの自席PCの電源を起動できる「リモートパワーオン機能」や、OutlookメールをWebブラウザから利用できる「メッセージング機能」などをオプションで提供し、リモートアクセス時の操作性を高めるサービス機能の強化を図りました。
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新製品の価格・出荷時期 |
FLORA Se210
リモート
アクセスパック |
1
ユーザー |
10
ユーザー
パック |
25
ユーザー
パック |
50
ユーザー
パック |
100
ユーザー
パック |
提供時期 |
本体価格 |
FLORA Se210 (SL7) リモートアクセスモデル |
168,000円/台〜 (税抜160,000円〜) |
2006年
7月7日 |
認証キー価格 |
USB認証キー |
6,300円/本 (税抜6,000円) |
サービス初期費用 |
リモートアクセス
サービス初期費用 |
10,500円
(税抜
10,000円) |
8,400円
(税抜
8,000円) |
7,350円
(税抜
7,000円) |
6,300円
(税抜
6,000円) |
4,200円
(税抜
4,000円) |
サービス月額費用 |
リモートアクセス
サービス月額費用 |
5,250円
(税抜
5,000円) |
4,200円
(税抜
4,000円) |
3,675円
(税抜
3,500円) |
3,150円
(税抜
3,000円) |
2,100円
(税抜
2,000円) |
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* |
上記価格はすべて1台あたりの単価を示し、プロバイダ料金、電話料金、モバイル通信カード、公衆無線LAN接続などのインターネット接続に関わる料金、および、送料は
含まれていません。FLORA Se210 (SL7) リモートアクセスモデルの価格はバッテリーパック、マウス、無償保証期間により異なります。
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* |
リモートアクセスサービスの新機能は7月31日より提供予定 |
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新製品の特徴 |
1.システム構築なしで簡単・安価にセキュリティPCを利用可能
「FLORA Se210リモートアクセスパック」は、個人認証や通信の暗号化(128bit SSL)機能をASPサービスで提供するため、ユーザー側の認証・暗号化サーバの導入やシステム構築は不要です。このため、既存の社内システムの設定を変更することなく*2、外出先や自宅のセキュリティPCからオフィスの自席PCへのセキュアなリモートアクセスを簡単に実現することができます。
*2 |
インターネット経由でのSSL通信を許可していない場合やProxyサーバが多重稼動しているなど、特殊な環境の場合は設定を変更する必要があります。 |
2.リモートアクセスサービスの機能強化*3による操作性の向上
- リモートパワーオン機能*4
従来はオフィスの自席PCと接続するためには、自席PCの電源をオンの状態にしておく必要がありましたが、今回より自席PCの電源がオフになっていても、外出先や自宅からネットワーク経由で自席PCの電源をオンに起動できる「リモートパワーオン機能」をオプションで提供*4します。
- メッセージング機能*4
従来は自席PCに接続してOutlookやOutlookExpressメールを利用する際は、自席PCのデスクトップに接続後にメールアプリケーションを起動する必要がありましたが、今回よりリモートアクセス接続の認証時に利用するWebブラウザを利用して、メールアプリケーションを起動しなくともメールの読み書きを可能にする「メッセージング機能」をオプションで提供*4します。これにより、メールアプリケーション利用時と比べポップアップ画面がなく、画面転送データ量が小さいため、低帯域幅の通信環境でも快適にメールを利用することができます。
- ポイント・トゥ・ポイント接続
従来はオフィスの自席PCと接続する場合は、リモートアクセスサービスを提供する「MediaSpaceサーバセンター」を常に介して接続していましたが、今回より会議室などのイントラネット環境(自席PCとFLORA Se210が同一セグメント内)で利用する場合は、センターと
の接続は初回認証時のみで、以降はセンターを介さずに自席PCとデータの送受信を行う「ポイ
ント・トゥ・ポイント」接続に対応し、パフォーマンスの向上を図りました。
- フルカラー表示
従来は256色であった同時表示色は1,677万色のフルカラー表示に対応し、カラー写真の掲載されたホームページの閲覧やフォトレタッチなど、ビジネスシーンでの利用用途が広がります。
*3 |
新機能については、7月31日から提供開始予定です。 |
*4 |
リモートパワーオン機能およびメッセージング機能を利用するには、利用条件を満たした上で
MediaSpaceサーバセンターへの設定・登録が必要になります(無料オプション)。利用条件およびMediaSpaceサーバセンターの設定・登録に関しては、MediaSpace事務局までお問合せください。
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3.セキュリティPC本体の通信機能を向上
セキュリティPC「FLORA Se210 (SL7) リモートアクセスモデル」に、ギガビットLAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)やIEEE802.11a(J52/W52/W53)/b/g準拠の無線LAN等を搭載し、従来と比べてセキュリティPC本体の通信機能を向上しました。
4.USB認証キーにより第三者のなりすましを防止
「USB認証キー」とパスワードによるユーザー認証を行い、第三者のなりすまし等の不正アクセスを防止します。「USB認証キー」にはユーザー管理用の「アクティブ化コード」があらかじめ付与されており、自席PC側の設定時にも「アクティブ化コード」を登録するため、双方の「アクティブ化コード」が一致した場合のみ、自席PCへアクセスすることができます。
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他社所有商標に関する表示 |
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- インテル、Intel、Celeronは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
- その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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添付別紙 |
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情報提供サービス |
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お客様からのお問い合わせ先 |
FLORA Se210リモートアクセスパックに関するお問い合わせ
MediaSpace事務局
TEL : 03-4232-5651
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お問い合わせ先
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株式会社 日立製作所 コンシューマ事業統括本部
新事業推進本部 商材開拓プロジェクト【担当:榎堀、野村】
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル
TEL : 03-4232-5651(ダイヤルイン)