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2006年7月3日

「日立グループCSR 3カ年ロードマップ(計画)」を策定

「日立グループCSR報告書2006」を発行

 

   日立グループは、このたび、社会と日立グループのさらなる発展に向けた中期的な活動として、2006年度からの3カ年計画である「日立グループCSR* 3カ年ロードマップ(計画)」を策定しました。本計画では、社会の期待や要請と、日立グループの事業戦略や従来から行ってきたさまざまな活動を検証し、2005年3月に策定した「日立グループCSR活動取り組み方針」に沿って、年度ごとに「めざすべき姿」と「課題」を設定したものです。日立グループでは、社員一丸となって、創業100周年を迎える2010年度に、「世界のCSR先端企業」となるため、さまざまなステークホルダーの皆様の信頼を得て、企業価値を高めていきます。
   また、日立グループのCSRの考え方や取り組みを、より多くの皆様にご理解いただくため、その活動やその進捗状況をまとめた「日立グループCSR報告書2006」を、本日、発行します。

   日立グループでは、1910年の創業以来、「自主技術・製品を通じて社会に貢献する」ことを基本理念とし、創業の精神である「和」「誠」「開拓者精神」を継承しつつ、企業活動を行ってきました。日立グループの考えるCSRとは、これまで積み重ねてきた活動の延長線上にあるものであると考えており、法令遵守の姿勢と高い倫理意識を背景に、経営トップの明確な意思およびガバナンス強化の方針のもと、社会、経済、環境などの面から、企業は果たすべき役割、責任を全うし、より豊かな社会の実現に貢献する活動にまい進することです。「創業精神のもと、日立グループの知識と技術を特長とする真の総合力を活用しつつ、地球が直面しているさまざまな課題を解決し、豊かな人間社会とよりよい地球社会の実現をめざす」ことが日立グループの使命であり、CSRのビジョンでもあります。

   本ロードマップでは、創業100周年にあたる2010年度に「世界のCSR先端企業」の仲間入りを図るべく、1. 企業活動としての社会的責任の自覚、2. 事業活動を通じた社会への貢献、3. 情報開示とコミュニケーション、4. 企業倫理と人権の尊重、5. 環境保全活動の推進、6. 社会貢献活動の推進、7. 働き易い職場作り、8.ビジネスパートナーとの社会的責任意識の共有化、の8つの方針からなる「日立グループCSR取り組み方針」に沿って、それぞれの「めざすべき姿」と「課題」を設定しました。
   まず、3カ年計画の初年度である2006年度には、それぞれの方針における「めざすべき姿」となるための達成目標の策定と達成要件の把握、活動スケジュールを決定した上で、実行に移します。例えば、グループ・グローバルな(全員参加型)社会貢献プログラムの展開やグローバルな視点での人材育成と多様化の促進、国内外取引先に対するCSR取り組み状況のモニタリングなどを進めます。2年目の2007年度には、CSR活動の検証、評価を行い、最終年度となる2008年度には、日立グループにおけるCSR活動の最適化と戦略的CSR活動を実践することとしています。
   また、日立グループのCSRの考え方や活動事例をまとめた報告書として、7月3日に「日立グループCSR報告書2006」を発行します。本報告書は、日立グループのCSR活動の全体像とガバナンスをまとめた第1部と、社会活動についてまとめた第2部、環境活動についてまとめた第3部から成り、その中の「Hitachi CSR Activities」では、2005年度の活動事例から、技術を通じた社会への貢献活動や環境と情報セキュリティ、ノーマライゼーションを融合した活動など6件の活動事例を掲載しました。さらに、今回新たにグローバルページを設け、北米、欧州、アジア、中国における社会貢献活動を中心とした日立グループの活動を紹介しました。
   なお、本報告書については、順次、英語版、中国語版を発行する予定です。

   日立グループでは、グループ一丸となってそれぞれのCSR活動を実践し、社会に貢献してまいります。

* Corporate Social Responsibility
 
 

補足資料

   2005年度環境活動の主な実績と今後の取り組み

 

関連情報

 
 
 

CSR活動に関する照会先

株式会社 日立製作所 コーポレート・コミュニケーション本部 CSR推進部 [担当:浜岡、牛島]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
TEL : 03-4564-9626 (直通)

 

環境活動に関する照会先

株式会社 日立製作所 環境本部 [担当:佐藤]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-3218(直通)

 
 

以上

 
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