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2006年6月27日
日本電気株式会社
株式会社日立製作所
日本ヒューレット・パッカード株式会社

NEC、日立、日本HPがUNIXサーバ仮想化の環境整備で
共同プロジェクトを開始

3社ごとに専任エンジニア部隊、検証センターを設立し、技術協業

 

   日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫、以下NEC)、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:古川 一夫、以下日立)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都品川区、社長:小田 晋吾、以下、日本HP)の3社は、米HP社のUNIX OS、HP-UXをベースとした仮想化技術「HP Virtual Server Environment(エイチピー・ヴァーチャル・サーバ・エンバイロメント、以下、HP-UX/VSE)」を利用し、エンタープライズ領域において高い信頼性の求められるミッションクリティカルなシステムを支えるIT基盤を提供するための共同プロジェクト、「次世代ITインフラの基盤整備共同プロジェクト」を開始することで合意しました。

   3社は本プロジェクトを通して、仮想化されたIT環境における、ミドルウェアを含めた最適な構成や組み合わせを共同で検証し、信頼性の高い仮想化されたIT基盤の早期構築と、仮想化環境の導入推進を図ります。動作検証されたハードウェア、OS、ミドルウェア構成をお客様へ提供することにより、これまで課題となっていた仮想化システムのデザインや実装に要する時間を大幅に短縮することが可能になります。

   本プロジェクトの内容は以下の通りです。

 

1. 3社ごとに専任エンジニア部隊および検証センターを設立、共同検証等の技術協業を実施

   3社はHP-UX/VSEをサーバ仮想化のテクノロジーとして採用。専任のエンジニア部隊を組織するとともに、検証センターを設立し、共同での検証や実証、技術資料の作成等の技術協業を行います。

 

2. 3社が保有するミドルウェアと主要アプリケーションを検証し、既存ソフトウェアの仮想化対応を推進

  3社が保有するミドルウェア、また主要なアプリケーションソフトを、HP-UX/VSEにより仮想化されたサーバ上で検証し、仮想化環境への対応を進めます。
対象となるソリューション、アプリケーションは以下を予定しており、今後順次を拡大していきます。 Oracle Database 10g, Oracle Application Server 10g、BEA Weblogic、SAP、HiRDB、Cosminexus、WebOTX 、JP1、WebSAM、CLUSTERPRO、HP OpenView等

 

3. サーバ仮想化環境における、最適なソフトウェアの構成配置を基本構成として確立・提供

  個々のソフトウェアの検証と同時に、インテル®Itanium®2プロセッサー搭載サーバをベースに、仮想化されたサーバ環境における、各種ミドルウェア・アプリケーションの最適な組み合わせ・構成配置を検証します。検証された構成配置を「VSEリファレンススタック」とし、アプリケーションを実装する為の仮想化されたIT基盤として提供します。

 

3社それぞれの役割と具体的な活動内容

 
 

NEC

   NECエンタープライズサーバNX7700iシリーズにおけるHP-UX仮想化環境の推進を目的に、NEC社内にHP-UX/VSE専任のエンジニア組織を設立し、かつ「NX7700i仮想化テクノロジー検証センター」(港区NEC本社ビル1F;NECプラットフォームイノベーションセンター内)を設立致しました。本センターを中心に、協業各社との共同検証、実証を実施するとともに、これらの検証により得られた結果をもとに、実際のお客様のシステム検証、構築支援を行い、HP-UX/VSE仮想化環境を活用した次世代ITインフラ環境の整備をご支援致します。

 
NECにおける体制と検証設備
人員体制 : 専任エンジニア10名程度
検証センター所在地 : 東京都港区芝五丁目7番1号 NEC本社ビル1F
NX7700i仮想化テクノロジー検証センター
(NECプラットフォームイノベーションセンター内)
主な検証設備 : NECエンタープライズサーバNX7700i,NECストレージiStorage
 
 

日立

   日立オープンミドルウエアおよび、日立ディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」のHP-UX/VSEへの接続対応を進めるとともに、専任エンジニアからなる検証センターを日立ハーモニアス・コンピテンス・センタ内に設立し、日立オープンミドルウエアを含めたソリューションのHP-UX/VSE上での検証及びサーバ仮想化環境への移行を検討する顧客向けの評価・技術支援を行います。

 
日立における体制と検証設備
人員体制 : 専任エンジニア10名程度
検証センター所在地 : 東京都港区港南二丁目16番1号
品川イーストワンタワー13階 日立ハーモニアス・コンピテンス・センタ
電話番号 03-6718-1700(ダイヤルイン)
主な検証設備 : 日立アドバンストサーバHA8500、日立ディスクアレイサブシステムSANRISE Adaptable Modular Storage
 
 

日本HP

   HPが提供する「VSEリファレンスアーキテクチャ」(米国時間6月27日発表)の日本国内での普及、拡大および、日本HP社内に専任のエンジニア部隊を組織し、検証センターを設立し、協業各社との共同検証、実証を行います。また、主要ISVソリューションの、HP-UX/VSEの仮想化サーバ上での検証、実証を行います。これらの検証結果を基にアダプティブ・エンタープライズ・エクスペリエンス・センター(Adaptive Enterprise Experience Center; 千代田区 日本HP市ヶ谷事業所2F)にてデモンストレーションを実施いたします。さらに、キャパシティ・プランニング・センター(Capacity Planning Center ; 同市ヶ谷事業所1F)にて次世代IT基盤の環境を検討する顧客向けのシステム検討の為のベンチマーク等を実施致します。

 
日本HPにおける体制と検証設備
人員体制 : 専任エンジニア10名程度
検証センター所在地 : 市ヶ谷事業所
主な検証設備 : HP Integrity Superdome、HP Storageworks EVA8000
 
 

今後のロードマップ・目標

   本プロジェクトは6月より開始し、以降約1年半にわたり、各社の検証センターにて、ISVアプリケーションやお客様のアプリケーションを仮想化サーバ上に実装するためのシステム構築ノウハウを3社で蓄積、共有していきます。プロジェクトの第一段階として、検証された組み合わせをまとめた「VSEリファレンスアーキテクチャ」の提供を予定しており、順次このリファレンスアーキテクチャに基づいたサーバシステム構築の支援やサービスを提供します。本プロジェクトでは継続的な検証を実施することで最終的には、仮想化され、かつ、自動化されたIT基盤を実現し、HP-UX/VSEによる次世代のIT基盤環境の整備、確立を目指します。

   今日、企業のITシステムは、経済性の向上、セキュリティの確保、ITリソースの共有化等の様々な課題をかかえています。特に、高い信頼性を求められる基幹業務の領域においては、IT基盤に対するニーズが多様化しており、企業の戦略や、それを取り巻く環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できる統合化されたIT基盤が必要とされています。これらのニーズに応えるため、NEC、日立、日本HPの3社は協力し、仮想化されたサーバにおける各種基盤の標準化、統合化を推進します。

 

参考資料:HP-UX/VSEについて

   HP-UX/VSEは、CPUやメモリ、パーティション、クラスタ等、すべてのサーバリソースをプール化ならびに共有化し、必要な時に必要なリソースを、不足時には足りない分のみの利用が可能な、サーバ資源を有効利用できる仮想化テクノロジーです。様々な物理的なリソースを意識せずに、仮想化されたサーバ環境の高度な活用が可能となります。

 

パートナー各社からのエンドース

 
 

SAPジャパン株式会社 バイス プレジデント アライアンス本部長 有延 敬三様

   SAPジャパンは、日本電気株式会社、株式会社日立製作所、日本ヒューレット・パッカード株式会社の3社による次世代ITインフラを提供する基盤整備共同プロジェクトの発表を歓迎いたします。
HP-UX/VSEとSAP製品の組み合わせにより、お客様ニーズに対応し、リスク低減を実現すべく、次世代ITインフラの構築を支援します。

 

日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンスビジネス統括本部長 前田 浩様

   日本オラクルは日本電気株式会社、株式会社日立製作所、日本ヒューレット・パッカード株式会社が開始する、 「次世代ITインフラの基盤整備共同プロジェクト」を歓迎します。
当社は、グリッド・コンピューティングの研究開発にいち早く取り組み、高性能で堅牢かつ安全なIT基盤を市場に提供してまいりました。
この度開始される「次世代ITインフラの基盤整備共同プロジェクト」で、オラクル製品を活用したシステムを検証することにより、仮想化されたIT環境の実用化を推進し、よりROI(投資回収率)の高いソリューションの着実な提供に貢献してまいります。
日本オラクルは、今後とも各種製品の組み合わせと機能検証を重ねることで、高機能で安定したソリューションの開発と共に、システムの開発リスクの最小化と、構築・運用コストの削減を目指して参ります。

 

日本BEAシステムズ株式会社 代表取締役 アリイ ヒロシ様

   日本BEAシステムズ株式会社は、この度の日本電気株式会社、株式会社日立製作所、日本ヒューレット・パッカード株式会社の3社による次世代ITインフラの基盤整備共同プロジェクトの発表を歓迎いたします。
投資効果の高い仮想化されたITインフラを構築する需要は今後益々高まるであろうと予測されております。弊社のBEA WebLogic及びAquaLogic製品は小規模アプリケーションからミッションクリティカルなシステムまで各社のサーバインフラをサポートする製品として広く活用されており、HP-UX/VSEとBEA WebLogic製品との組み合わせにより、両製品の優位性を最大限に引き出し、次世代ITインフラを実現できると確信しています。

 

他社商標注記

 
  • 文中の社名、商品名は、商標または登録商標です。
 
 

お客様お問い合わせ先

日本電気株式会社
プラットフォーム販売推進本部 プラットフォームコンタクトセンター
電話 : 03-3798-9771

株式会社日立製作所
情報・通信グループ エンタープライズサーバ事業部 企画部【担当:中島】
電話 : 03-5471-2919 (ダイヤルイン)

日本ヒューレット・パッカード株式会社
カスタマー・インフォメーション・センター
電話 : 03-6416-6660

* 記事掲載時のお問合せ先もこちらでお願いします。
 
 

以上

 
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