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   株式会社日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学／以下、日立)は、このたび、マイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:ダレン ヒューストン／以下、マイクロソフト)の技術協力のもと、電子メールやアドレス管理、スケジュール管理などを実現するマイクロソフトの統合メッセージングソフトウェアMicrosoft® Exchange Server(以下、Exchange Server)とクライアントメールソフトウェアMicrosoft Office Outlook®(以下、Outlook)を組み合わせたメールシステム上で、メールの情報漏えい防止を実現するソフトウェア「メール割符 for Exchange Server」を開発し、企業や自治体向けに6月12日から販売を開始します。

   本製品は、Outlookに秘密分散法*1を応用した割符機能をアドインするメールソフトウェアです。本ソフトウェアを搭載している専用USBフラッシュメモリをPCに差し込み、Outlookのツールバーに表示されたボタンを押すだけですぐに利用できます。送信時は、メールの本文と添付したデータファイルを自動的に複数のメールに分割(割符化)して送信します。受信時は、割符化された複数のメールを受信後に復元し、本文や添付したデータファイルの閲覧を可能とします。専用USBフラッシュメモリを抜くと割符化する前の状態に復元できないため、保存されているメール情報の閲覧ができません。また、宛先の間違いなどによる誤送信をしても受信者は閲覧できないほか、途中でメールを盗み見ることもできないため、メールによる情報漏えいを防止し、高いセキュリティレベルを実現します。
   また、Microsoft　Windows Server™　Active Directory®のグループポリシー機能を利用して、電子割符の使用制限設定などを一元的に管理することが可能です。そのため、本ソフトウェアを導入後の運用管理負担を軽減することが可能です。

*1	秘密分散法: 電子情報を任意に分割(割符化)し、意味のない分散情報(以下、割符)にすることによりセキュリティを高める方法。 解読に必要な数の分割データを集めなければ解読できない仕組みであるため、高いセキュリティを確保できる。

価格及び提供開始時期

製品名 価格 提供開始時期 メール割符 for Exchange Server*2 26,250円〜*3 (税抜:25,000円〜) 2006年7月20日

*2	稼働環境: サーバ: Microsoft Windows Server™ 2003/Active Directory、Exchange Server 2003 クライアント: Microsoft Windows® XP Professional SP2及びWindows 2000 Professional SP4のOffice Outlook2002/Office Outlook 2003
*3	本価格は、「メール割符 for Exchange Sever」の基本ソフトウェアを搭載した専用USBフラッシュメモリ(256MB)、マニュアル、標準キッティング(初期パスワード固定)が含まれた1クライアントあたりの価格です。PCなどの価格は含まれておりません。また、別途年間保守費用が必要です。

   今後、日立とマイクロソフトは、本ソフトウェアの紹介と、本ソフトウェアを活用した企業向けIT基盤を説明するためのセミナーを共同で開催していきます。

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お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ セキュリティ事業部 電子割符本部 【担当:山口】
〒140-8573 東京都品川区南大井6丁目26番2号 大森ベルポートB館
TEL : 03-5471-2804 (ダイヤルイン)

マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンター
〒151-8583 東京都渋谷区代々木2丁目2番1号 小田急サザンタワー
TEL : 0120-41-6755 (ダイヤルイン)　

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