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日立ディスクアレイサブシステム、
エンタープライズバーチャリゼーションアレイ「SANRISE USP」において
性能向上および機能強化を実現
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、エンタープライズバーチャリゼーションアレイ「SANRISE Universal Storage Platform(以下、「SANRISE USP」)」において、サブシステムの安定稼働を実現するために、従来製品に比べ処理性能を25%向上させ、さらに、ビジネスの継続性の向上を可能とするリモートコピー機能を強化し、5月24日より販売開始します。
近年、企業の情報システムには、業務の効率性やデータの確実な保管が求められるだけでなく、保存データの原本保証や機密保持、法規制への準拠、さらに被災時の迅速な業務再開などへの対応が求められています。しかし、これらに対応するための新たな機器の追加は、導入コストの増大のみだけでなく、運用管理面でのコストの増大を招くことが懸念されています。
日立では、このようなニーズにいち早く着目し、2004年9月にエンタープライズバーチャリゼーションアレイ「SANRISE USP」を、2005年7月にはバーチャリゼーションコントローラ/アレイ「SANRISE Network Storage Controller NSC55(以下、「SANRISE NSC55」)」を製品化するとともに、これらをサポートするストレージ管理ソフトウェア「JP1/HiCommandシリーズ」を提供しています。2006年3月末までに、「SANRISE USP/NSC55」を全世界で合計3,000台以上出荷し、ユーザーが抱えるさまざまな課題に対応できる各種機能を提供するなど、市場からも高い評価を得ています。今般、「SANRISE USP」において、以下のような性能向上および機能強化を実施します。
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「SANRISE USP」における性能向上および機能強化の概要 |
1.サブシステム処理性能向上
データ処理におけるコントローラ内部の最適化を行い、サブシステム性能を従来製品比25%向上させ、最大250万IOPS*1の処理能力を実現します。これにより、今後、保存データが増加した場合でも、安定した性能でストレージシステムの稼動が可能となります。
*1 |
IOPS:input-output operations per secondの略で、一秒間で処理できる入出力データ回数 |
2.リモートコピー機能強化
リモートコピー機能「Universal Replicator」において、アプリケーションのデータが、複数の「SANRISE USP」に跨って格納されているシステム構成でのデータの一貫性を保持する機能をサポートします。これにより、今後、災害・障害対策の対象となるデータが増加した場合や業務拡大などによりシステムが大規模化した場合でも、柔軟にディザスタリカバリシステムを構築・拡張することができます。
また、複数のリモートサイトのシステム構成においても、リモートサイト間のみで差分データのコピーを行う機能をサポートします。これにより、メインサイトが被災した場合でも、リモートサイト間のみにて、ディザスタリカバリシステムの再構築が短時間で可能となり、ビジネス継続性を向上することができます。
なお、今回の機能強化は、「SANRISE NSC55」においても適用することが可能です。
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製品の価格・提供時期 |
名称 |
概要 |
価格(税込) |
出荷時期 |
SANRISE Universal Storage Platform (ハードウェア) |
ディスクアレイサブシステム ファイバチャネル16ポート(4Gbps対応) サブシステム物理容量 約360GB |
1億1,761万 3,650円〜 |
2006年 5月24日 |
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商標注記
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お問い合わせ先
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株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 【担当 : 島田、田渕】
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
電話 : 0465-49-1111(大代表) 内線5739、5788