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トップランナーモールド変圧器
「Superトップランナーモールド」シリーズを新発売
株式会社日立産機システム(取締役社長:椎木清彦/以下日立産機)は鉄心にケイ素鋼鈑を採用してトップランナー方式*1の基準値を達成したモールド変圧器「HIMOLD T」シリーズをモデルチェンジし、新型モールド変圧器「Superトップランナーモールド」シリーズを5月より発売いたします。
「Superトップランナーモールド」シリーズは現行標準モールド変圧器*2に対し、コンパクト化(床面積比5〜10%低減)、軽量化(質量比5〜10%低減)を実現しました。
高圧受配電用変圧器は2003年4月に「エネルギー使用の合理化に関する法律」(省エネ法)により、
トップランナー方式の「特定機器」に指定されました。
変圧器製造事業者は目標年度(油入変圧器:2006年度、モールド変圧器:2007年度)までに定められた基準値(2000年度比約30.3%の効率改善)を達成した製品を販売することを義務付けられております。
また、この目標基準値を達成した変圧器(以下トップランナー変圧器)はグリーン購入法の特定調達品目に指定されております。
2005年4月には新JIS規格(モールド変圧器:JIS C 4306-2005)が制定され、トップランナー変圧器の普及拡大が進んでおり、さらに、目標年度以降にはトップランナー変圧器が標準変圧器と位置付けられ、省エネ特性以外の筐体寸法や質量、デリバリー等のユーザーニーズも顕著化してくると思われます。
現在、市場の約70%を占める油入変圧器が目標年度(2006年度)に達し、市場における変圧器の省エネ化が急速に加速する事となり、目標年度が2007年度年のモールド変圧器に対しても省エネ需要も拡大傾向にあります。
日立産機は1997年に国内メーカとして初めて民需向けアモルファス変圧器を発売して以来、他社の追随を許さない省エネルギー効果を実現した変圧器を市場に投入し、省エネ変圧器市場をリードしてまいりました。トップランナー変圧器のデファクト化,市場化拡大により、日立産機ではトップランナー方式の基準値を200%達成する機種を持つ省エネルギー型変圧器であるアモルファス変圧器をフラッグシップモデルとし、ケイ素鋼鈑変圧器のラインナップ強化を図り、お客様の変圧器の使用実態や使用環境に応じた、受配電設備における省エネソリューションビジネスを展開しております。
このたび発売いたします「Superトップランナーモールド」シリーズは、省エネ市場ニーズに対応するため、目標年度から約1年前倒ししての発売とし、低粘度注型エポキシ樹脂の採用、高占積率巻線技術の開発、コイル形状の改良によりモールド樹脂の使用量削減およびコイルの小型化を図り、鉄心の最適設計化により、省エネルギー効果と同時にコンパクト化を実現いたしました。モールド変圧器に要求の多い、キュービクル式高圧受電設備への収納化でトップランナー変圧器の導入をより容易にいたしました。
日立産機はトップランナー変圧器の標準化対応を進め、受配電設備における省エネソリューションビジネスをより強固なものといたします。油入変圧器と合わせて国内トップシェアを維持し、2006年度国内シェア40%を目指します。
なお、本製品は5月24日からインテックス大阪で開催される「2006電設工業展」(主催:社団法人日本電設工業協会)に出展いたします。
*1 |
トップランナー方式:省エネルギー法で指定するもの(特定機器)の省エネルギー基準を、その機器で現在商品化されているうちで最も優れている製品の性能を基に設定し、目標年度を定めてエネルギー消費効率を高めていくように普及促進する方式。 |
*2 |
現行標準品:JIS C4306-1999 規格準拠品 |
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仕様 |
電圧 |
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6kV以下 |
容量 |
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単相 10kVA〜500kVA 三相 20kVA〜2000kVA |
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お問い合わせ先
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株式会社 日立産機システム 事業統括本部受配電・環境システム事業部[担当 : 林]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地AKSビル
TEL (03)4345-6564(直通)