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米国で大型石炭火力発電所向けタービン発電設備を受注
日立製作所 電力グループ(グループ長&CEO:眞野 重治/以下、日立)は、日立の子会社であるHitachi America,Ltd.(社長&CEO:谷垣 勝秀)およびHitachi Power Systems America,Ltd.(社長&CEO:Henry Bartoli)と共同で、米国ルイジアナ州の電力会社Central Louisiana Electric Company社が同州アレクサンドリア市のボイス近郊に建設するRodemacher(ロデマッカー)発電所3号機用タービン発電設備を、米国の大手エンジニアリング会社であるShawグループのSTONE&WEBSTER,INC.社から受注しました。この中で日立は、660MWの蒸気タービンおよび発電機一式の製作、輸送、指導員派遣を担当します。受注金額は約50億円であり、2007年夏以降、順次機器を出荷し、2009年中頃に運転開始の予定です。
米国は、世界最大の電力消費国であり、今後も堅調な電力需要の伸びが予想されています。この電力需要を満たすため、発電所建設が多数計画されていますが、その中で石炭火力発電は、天然ガスや石油を燃料とする発電方式に比べ、安価で安定的な燃料供給が可能なことから、注目を集めています。
日立はこれまで北米においてエプコール社ジェネシー石炭火力発電所3号機(495MW超臨界、カナダアルバータ州)、ミッドアメリカンエナジー社カウンシルブラフス石炭火力発電所4号機(790MW超臨界、米国アイオワ州)を、EPC契約*で受注した実績や、ウィスコンシンエナジー社エルムロード石炭火力発電所1,2号機(677MW超臨界、米国ウィスコンシン州)向け超臨界圧ボイラおよびタービン発電設備を受注した実績があり、北米電力市場で積極的な事業展開を行ってきています。
日立は、北米電力市場において大型石炭火力発電プロジェクトを始めとした各分野において積極的な事業展開を行い、受注拡大に努めていきます。
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EPC契約:Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)を含む、プロジェクトの建設工事請負契約を指す。 |
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お問い合わせ先
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株式会社 日立製作所 電力グループ 国際電力営業本部 米州部[担当:阿部、津森]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-5534(ダイヤルイン)