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日立ディスクアレイサブシステム、
バーチャリゼーションコントローラ/アレイ「SANRISE NSC55」に
ディスクレスモデルを追加
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、日立のディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」に、新たなモデルを追加しました。具体的には、2005年7月に発表した、ディスクアレイによる仮想化機能をミッドレンジクラスに提供するバーチャリゼーションコントローラ/アレイ「SANRISE Network Storage Controller NSC55(以下、SANRISE NSC55)」において、ディスクレスモデルを追加し、4月26日より販売を開始します。
近年、ビジネスに不可欠な各種データの増加に対し、適切な管理を求める法規制も整備され始め、保存するデータ増加への対応や障害・災害時のデータ保護への対策等のニーズが高まっています。しかし、これらに対応するための新たなストレージ追加は、導入/運用管理コストの増大を招くことが懸念されており、コスト削減を図りつつ、既存のシステムを最適化するストレージシステムが求められています。このような背景を受け、日立では「SANRISE NSC55」を製品化し、その優れたストレージ仮想化機能に対して市場からも高い評価を得ています。この仮想化機能を用い、3年間でストレージTCO(Total Cost of Ownership)を約32%削減する*1等の試算結果も出ています。
*1 |
ストレージ容量230TB(内部ディスク容量;30TB,外部ストレージ容量;200TB)を3年間運用管理した場合の試算 |
今回、内部ディスクを持たない「SANRISE NSC55」のディスクアレイコントローラのみを追加可能とすることで、今までディスク容量は十分保有しながらも、災害対策や容量の統合管理などの機能を持たなかった既存のストレージシステム環境において、高信頼なデータレプリケーション機能やストレージ統合管理等の仮想化機能の導入が容易になりました。これにより、ビジネス継続性の向上や、システム内に散在する空きディスクスペースの利用、階層管理による既存ストレージの有効活用を容易に実現できます。また、日立のストレージ管理ソフトウェア「JP1/HiCommandシリーズ」によるサポート・連携により、ユーザーの業務データの重要性や時間とともに変化する利用価値に応じ、最適なデータの運用管理を実現し、ビジネス価値の向上に寄与します。
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製品の価格・提供時期 |
名称 |
価格(税込) |
出荷時期 |
SANRISE Network Storage Controller NSC55 |
3,203万9,700円〜*2 |
2006年4月26日 |
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*2 |
外部ストレージ容量1TB分を仮想化する場合の価格 |
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関連情報 |
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商標注記 |
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お問い合わせ先
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株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 【担当:島田、田渕】
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内線 : 5739、5788