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日立と上海宝信軟件が
鉄鋼プラント向け制御システムの合弁会社を設立
 
  株式会社日立製作所(執行役社長:庄山悦彦/以下、日立)と上海宝信軟件股
有限公司(董事長:王文海/以下、上海宝信)は、鉄鋼プラント向け冷間圧延およびプロセスライン設備の制御システムの設計・製造・販売・アフターサービスを目的とした合弁会社、上海宝立自動化工程有限公司(仮称/以下、新会社)を、2006年4月、中国の上海市浦東張江高科技園区に設立します。新会社の出資比率は日立グループが49%、上海宝信が51%となります。
  宝鋼集団公司は中国における粗鋼生産量トップのメーカであるとともに、上海宝信の親会社です。これまで日立は本公司に、酸洗冷間圧延電気設備、連続焼鈍、および亜鉛メッキ設備を納入するなど、同グループと友好関係を築いてきました。また、中国は急激な経済発展に伴い、中国国内の粗鋼生産量が年間20%を超える成長を続けており、有望な市場です。
  日立は、鉄鋼プラント向けの冷間圧延及びプロセスライン設備の制御システムにおいて、優れた実績と技術を有しています。また、上海宝信は、鉄鋼制御システムのソフトウェア開発に大きな実績を有しています。そこで今回、両社は、日立の持つ高機能・高信頼な鉄鋼制御エンジニアリング技術と、上海宝信の持つソフトウェア開発技術と販売力という互いの強みを生かし、鉄鋼制御システムにおいて競争力のある製品を製造・販売することで合意に至り、新会社を設立することとしました。新会社は、拡大する需要に対応し、2010年には、年間約4億5千万円の売上をめざします。
  中国では、鉄鋼設備の需要拡大とともに、政府指導のもとで、鉄鋼設備の国産化が推進されています。こうした動きに対応し、日立は今後、中国メーカとのさらなる関係強化を図るとともに、中国における鉄鋼プラント向け制御システムの受注拡大に取り組んでいきます。
 
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新会社の概要 | 
 
 
| 会社名 | 
: | 
上海宝立自動化工程有限公司(仮称) | 
| 英文名称 | 
: | 
Shanghai Baoli Automation & Engineering Co., Ltd.(仮称) | 
| 董事長 | 
: | 
朱力強 | 
| 総経理 | 
: | 
樊一民 | 
| 所在地 | 
: | 
上海市浦東張江高科技園区 | 
| 資本金 | 
: | 
1,500万元(約2億2千万円) | 
| 出資比率 | 
: | 
株式会社 日立製作所 39%、日立(中国)有限公司 10%、上海宝信軟件股 有限公司 51% | 
| 生産開始 | 
: | 
2006年4月 | 
| 生産品目 | 
: | 
鉄鋼制御システム | 
| 売上規模 | 
: | 
約4億5千万円(2010年見込み:決算期12月) | 
| 従業員数 | 
: | 
約50人(2010年見込み) | 
 
 
 
 
| 会社名 | 
: | 
上海宝信軟件股 有限公司 | 
| 英文名称 | 
: | 
Shanghai Baosight Software Co., Ltd. | 
| 代表者 | 
: | 
王文海 | 
| 所在地 | 
: | 
上海市浦東張江高科技園区郭守敬路 515号 | 
| 設立 | 
: | 
2000年4月 | 
| 資本金 | 
: | 
262百万元(約33億8千万円) | 
| 売上高 | 
: | 
約1,336百万元(約170億円)(2005年) | 
| 従業員数 | 
: | 
1,803人(連結ベース、2005年3月末時点) |