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2006年3月15日
株式会社日立製作所
株式会社ブリヂストン
日立の電子ペーパーディスプレイ事業化に向け、
ブリヂストンと協力で合意
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)と株式会社ブリヂストン(社長:渡辺 惠夫/以下、ブリヂストン)は、このたび、電子ペーパーディスプレイソリューションの市場開拓ならびに事業化に向け、マーケティングの実施やディスプレイモジュールの安定供給を行うなど、相互に協力していくことで基本合意しました。
電子ペーパーディスプレイは、画像保持性のあるディスプレイモジュールに、駆動・無線通信回路、メモリー等を一体実装し、バッテリーによる長時間駆動を実現した、紙とデジタル媒体の利便性をあわせ持つ超薄型・軽量の新しい表示装置です。画像表示自体には電力が不要であり、コンテンツも無線で配信できることから、電源や通信設備の敷設工事が難しい場所にでも、容易に設置できます。これらにより、各種広告・情報配信に加え、災害時等の緊急情報配信にも有効であると考えられています。
日立は、電子ペーパーディスプレイの可能性に早くから着目、事業化を検討し、2005年12月には電子ペーパーディプレイの実証実験を、東京駅地下「動輪の広場」にて、株式会社ジェイアール東日本企画と共同で実施しました。一方、ブリヂストンも、電子粉流体®と呼ぶ独自の材料を応用したディスプレイモジュールの開発に成功し、多方面に渡るディスプレイモジュールの提供を検討していました。日立が実施した実証実験では、ブリヂストンのディスプレイモジュールが使用されています。
今回の基本合意に基づき、日立は、ブリヂストンからディスプレイモジュールの提供を受け、電子ペーパーディスプレイの製品化を行い、電子ペーパーディスプレイソリューション事業を、交通・電力及び都市分野を中心に展開します。具体的には、ディスプレイの統合管理、コンテンツのデータベース管理、リモート配信等をトータルで提供していきます。今後も、両社では電子ペーパーディスプレイ市場の開拓を推進するために、協力して取り組んでいきます。
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