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2006年2月28日
株式会社日立製作所
日本シンボルテクノロジー株式会社
株式会社東北システムズ・サポート
位置検知システムとバーコードを連携した
「倉庫管理ソリューション」を開発
倉庫などで製品や部材の位置情報を把握し、
車両や建設部材の出荷、在庫管理などに活用
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)、日本シンボルテクノロジー株式会社(代表取締役社長:中岡
直/以下、日本シンボルテクノロジー)、株式会社東北システムズ・サポート(代表取締役社長:稲葉
輝雄/以下、TSS)は、日立が提供する位置検知システム「日立AirLocation™」*1と日本シンボルテクノロジーのバーコード読み取り機能を搭載するモバイル端末「MC50」*2との連携による「倉庫管理ソリューション」を開発しました。本開発により、倉庫などで効率的に製品や部材の位置情報を把握することが可能となり、車両や建設部材などの出荷管理や在庫管理ができるようになります。今回開発したソリューションは、TSSが開発した連携ソフトウェアを用いて、「MC50」により読み取られた製品のデータと位置情報から製品の位置情報を容易に把握することができるもので、2006年4月から日立とTSSを通して販売を開始する予定です。
製品の在庫管理は、製品の数量と位置情報を取得する必要がありますが、今回開発したソリューションは、製品のバーコード情報をモバイル端末「MC50」で読み取ると同時に位置情報も把握できるため、容易に在庫管理のための情報を取得することができます。これは、バーコード情報を読み取ると同時に無線LAN経由で位置検知システムにアクセスし、バーコード情報とその位置情報を把握することにより実現できるものです。格納された位置情報は「AirLocationマルチビューワ」*3を用いて、リアルタイムに「MC50」に画面上に表示することができ、容易に製品の位置情報を把握することができます。これにより、棚ラベル等のない環境でも位置情報を入手することが可能になるため、車両、建設部材、医療機器などの保管位置の把握など、さまざまな場面への活用が可能になります。
この「倉庫管理ソリューション」は、3月7日から開催される「RETAILTECH JAPAN 2006」の日本シンボルテクノロジーのブースにてデモンストレーションを予定しています。
*1 |
無線LANインフラを活用し、簡単、安価な構成で標準(IEEE802.11b)準拠の無線LAN端末を高精度に位置検知できるシステムです。 |
*2 |
Windows Mobile™ 2003上で稼動するアプリケーション(e-mail、VoIP音声通話の他、CRM、SFA等の業務アプリケーション)を搭載できるバーコードハンディターミナルです。一次元・二次元バーコードスキャナや802.11b無線LAN機能を搭載しています。また、Mobiletrax社より2006Mobility Awardを受賞しています。 |
*3 |
日立AirLocation™による測位結果を表示するミドルソフトウェアです。GPS等による測位結果も含めて、必要な情報を統合して表示することが可能です。 |
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ソリューションの概要図 |
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お問い合わせ先 |
株式会社 日立製作所 ワイヤレスインフォベンチャカンパニー [担当:井上]
〒101-8608東京都千代田区外神田一丁目18番13号
電話 : 03-4564-4376 (代表)