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2006年2月13日
株式会社日立製作所
株式会社日立インダストリイズ
日立(中国)有限公司
無錫市錫ポンプ製造有限公司
日立グループと無錫市錫ポンプが中国無錫市に
大型ポンプの製造、販売の合弁会社を設立
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)、株式会社日立インダストリイズ(取締役社長:坂本 倭一/以下、日立インダストリイズ)、日立(中国)有限公司(董事長:塚田 實/以下、日立中国)は、このたび中国江蘇省のポンプメーカーである無錫市錫ポンプ製造有限公司(董事長:何 宝栄/以下、無錫市錫ポンプ)と、中国における水利、都市排水、火力発電所向け大型ポンプの製造・販売を目的とした合弁会社「日立ポンプ製造(無錫)有限公司」を設立することで合意しました。日立グループが注文生産方式の大型ポンプの分野で海外に生産拠点を設立するのは今回が初めてとなります。
中国では現在、近年の急速な工業化および都市化に伴う電力不足問題解消のための発電所建設、中国華北地区の水不足問題解消のための水利事業である南水北調プロジェクトの開始など、社会インフラの整備が進められており、大型ポンプ市場が著しく成長しています。そこで、日立グループと無錫市錫ポンプは、中国市場での受注拡大と国際競争力強化を目的として、中国において合弁会社を設立することとしました。
合弁会社は現在、中国無錫市新区に工場を新規建設中であり、建設完了が予定されている本年6月から、本格的に稼動を開始する見通しです。設立当初は、無錫市錫ポンプが強力な営業力を有する水利、都市排水向け大型ポンプに加え、日立から技術導入する火力発電所向け循環水ポンプなどの中国国内向け低揚程・大型ポンプを中心に生産を行います。日立からの技術導入に合わせて設備を拡充し、将来的には火力発電所向けボイラ給水ポンプなど高揚程・大型ポンプの生産も行うとともに、海外市場への輸出を開始し、業容拡大による売上拡大を計画しています。
今後、日立グループおよび無錫市錫ポンプは、この合弁会社を拠点として、中国市場での受注拡大と、国際競争力強化による海外市場への進出を目指していきます。
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新会社の概要 |
会社名 |
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日立ポンプ製造(無錫)有限公司 (英文名 Hitachi Pump Manufacture (Wuxi) Co.,Ltd.)
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本店所在地 |
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江蘇省無錫新区鴻山鎮机光電装備工業園鴻運路7号 |
代表者 |
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董事長 林 洋二郎(日立インダストリイズより出向) 総経理 何 宝栄(無錫ポンプより出向)
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資本金 |
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1億5百万元(約15億円) |
出資比率 |
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日立グループ70%(日立インダストリイズ 40%、日立中国25%、日立5%)
無錫市錫ポンプ 30%
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従業員数 |
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323名(2006年12月末日予定) |
売上高 |
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約1億5千万元(約21億円)(2007年度予定) |