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  株式会社日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO：古川　一夫/以下、日立)と株式会社日立システムアンドサービス(執行役社長：中村　博行/以下、日立システム)は、このたび、九州におけるシステムソリューション事業の強化を図るため、日立の九州における製造・流通分野営業部門と、株式会社日立エイチ・ビー・エム(取締役社長：石坂　裕之/以下、日立HBM)の九州対応の営業・ＳＥ部門を4月1日付けで株式会社日立システム九州(取締役社長：市山　信也/以下、日立システム九州)に統合します。
  これにより、日立システム九州を営業活動から情報システムの企画・構築・運用まで一貫して行う九州における事業拠点と位置付け、地域マーケットニーズに対応したシステムソリューションをよりスピーディーに提供できる体制とします。

  日立では、地域の顧客ニーズに対応したシステムソリューション提供力の強化を目指し、国内各地の事業体制の統合と強化を進めてきました。2002年10月1日に、東北、中国、および九州における日立の金融、製造・流通分野ＳＥ部門を各地域のグループ会社に統合したのに続き、2003年12月1日には、東北、中国、四国地域のグループ会社に地域対応の営業部門を統合するなど、各地域におけるシステムソリューション事業体制を強化しています。今回の統合は、これまでの施策の一環として位置付けられるものです。

  日立システム九州は、2002年4月に日立システムの九州支社を分社して設立され、2002年10月には、日立の金融、製造・流通分野ＳＥを統合し、現在、約170名で情報システムの企画・構築・運用などのサービスを提供しています。今回、4月1日付けで、九州対応の日立の製造・流通分野営業部門および日立HBMの営業・ＳＥ部門を日立システム九州に統合し、全体で約250名体制となり、九州におけるシステムソリューション事業の競争力が強化されます。
  なお、日立システムから日立への株式譲渡により、現行、日立30％　日立システム70％である日立システム九州の出資比率を、4月1日付けで日立90％　日立システム10％とし、日立システム九州を日立の子会社とします。これにより、日立と日立システム九州の事業協力関係をより密接なものとし、日立グループ各社の持つさまざまな技術や製品・ノウハウ、そして特長あるパッケージ・サービス商品などによる製品ラインアップを拡充し、地域に密着した事業を展開していきます。

日立システム九州の概要

会社名	:	株式会社日立システム九州 (2002年4月設立)
代表者	:	取締役社長 市山 信也 (いちやま　しんや)
本社所在地	:	福岡市早良区百道浜二丁目1番1号
資本金	:	1億円 (2006年4月1日時点)
売上高	:	90億円 (2007年3月末時点見込み)
従業員数	:	約250名 (2006年4月1日時点)

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