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店舗用パッケージエアコン
「HiインバータIVX てんかせ4方向ヒータレスシステム」が
「省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞
東京ガスと共同開発したガスコージェネレーションパッケージも
「省エネルギーセンター会長賞」を受賞
日立空調システム(取締役社長:石津 尚澄)が開発した店舗用パッケージエアコンインバータタイプ「HiインバータIVX(アイビックス) てんかせ4方向ヒータレスシステム」の8機種が、このたび、財団法人 省エネルギーセンターが主催する第16回「省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞しました。さらに、東京ガス株式会社と当社が共同開発したガスコージェネレーションパッケージ*1「高効率EXガスエコパック」の6機種は「省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
*1 |
ガスを使って電気と熱を取りだし、利用するシステム。ガスで発電するとともに、排熱を給湯や空調などの形で有効活用することが
できる上、クリーンな都市ガスを利用するので環境性、省エネ性にも優れている。
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「省エネ大賞」は、優れた省エネルギー、省資源性等を有した民生用機器・システムを広く公募、発掘し、優れたものを表彰することにより、省エネルギー製品の開発と普及促進を図ることを目的に実施されており、本年度で16回目を迎えています。その中でも「経済産業大臣賞」は最も優秀と認められる製品に贈られる賞です。
今回「経済産業大臣賞」を受賞した「HiインバータIVX(アイビックス) てんかせ4方向ヒータレスシステム」は、大型店舗用のパッケージエアコンで、室外機の暖房能力は22.4、28.0、33.5kWの3機種を揃え、同クラスとしては、業界で初めて室外機のサイドフロータイプを実現しています。圧縮機の効率化やインバータ制御の採用により、冷暖房平均COP(エネルギー消費効率)を22.4kWで4.24という高い省エネルギー性を達成するとともに、従来のトップフロータイプの室外機に比べ、28.0kWで据付面積を約40%削減した0.43m2、質量も約25%削減した168kgと大幅にコンパクト化を図り、設置性に優れているため、市場においての普及性が高いと判断され、省エネルギー推進への寄与が高いと評価されたものです。
また、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した「高効率EXガスエコパック」は、大型ビル等に設置して電気、および冷温水を供給するシステムです。発電効率40%以上の高効率ガスエンジン発電機(550kW〜920kW)と世界最高レベルのCOP1.5の高効率排熱利用吸収冷温水機とを組み合わせてエンジン排熱を有効利用することにより、ガスエネルギーが冷房時には90%以上、暖房時でも80%以上利用できるなどの総合的なエネルギー効率の高さが評価されました。
当社は、今後も製品・サービスを通じて環境に配慮した省エネルギー製品の開発を積極的に進めるとともに、それら製品、サービスの普及促進を図っていきます。
なお、表彰式は2006年2月1日(水)、東京ビッグサイト国際会議場にて「省エネルギー月間表彰式」(10:15〜11:40)内で行われます。また、受賞機器は省エネルギー・新エネルギーの総合展示会である「ENEX2006」にて展示される予定です。