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2005年12月28日
冷凍室の内容積を業界最大*1の163Lに拡大
真ん中冷凍室の冷蔵庫「冷凍鮮科」シリーズに大容量535Lを追加
従来機種*2495Lとサイズはそのまま、冷凍室の内容積を43L増加
日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:石垣 忠彦 以下日立H&L) は、500Lクラスにおいて冷蔵庫全体の大容量だけでなく、冷凍室の大容量化のニーズに着目し、従来機種より冷凍室を43L拡大することで業界最大163Lの冷凍容量を実現した、全体容量535Lの大型冷蔵庫「冷凍鮮科」R-SF54VMを2006年2月から発売します。
今回の新製品は、従来機種のサイズはそのままに、日立独自の真空断熱材の技術などにより、壁の薄型化を図り、冷凍室の内容積を43L増加しました。また11月から発売している「冷凍鮮科」シリーズの真ん中冷凍室や、好評を得ている冷凍食品の高さに合わせた上中下の3段式フリーザーケースを新たに採用することで、収納面積が従来機種に比べ約2.2倍と広くなり、食品を広々と見渡せ、小物が迷子にならず、パッと出し入れできるなど、使いやすさにこだわりました。
食品が乾燥して鮮度が劣化する「冷凍やけ」を防ぐため、ナノテクを活用した「冷凍やけ防止カセット」も搭載しました。空気中の水分をカセット内のフィルターに吸湿し、湿度が低くなるとナノサイズの微細な水分を放出することにより、低温の冷凍室内でもうるおいを保ちます。
庫内クリーン機能として、新たに「酸化マンガン」と「ナノカーボン」をナノチタン除菌*3脱臭フィルターに加え、脱臭能力を約10倍*4に向上しています。
なお、本製品は、株式会社ニチレイフーズおよび日立H&Lで昨年発足した「冷凍品質プロジェクト」において背景調査を行った結果をもとに開発したコラボレーション商品です。加えて、日立生活家電事業における事業ステ-トメント「ずっと使うから 日立」のコンセプトに基づいて開発されたものです。
「ずっと使うから 日立」の視点
エコ |
RoHS対応*5、ノンフロン冷媒 |
ラクラク |
冷凍室が真ん中配置、3段ケースを採用しているので出し入れがラクラク |
ナノテク |
「ナノモイスチャー冷凍」、全室に「ナノチタン・カーボン除菌*3脱臭」を採用 |
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価格および発売日 |
型式 |
定格内容量 |
希望小売価格 |
発売日 |
月産台数 |
R-SF54VM(ツインドア) |
535L |
オープン価格 |
2月上旬 |
5,000台 |
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*1 |
2005年12月28日現在。日本国内メーカーが販売している家庭用冷凍冷蔵庫において。 |
*2 |
当社1年前の同等機種R-SF50TAPAMとの比較。 |
*3 |
(試験依頼先)財団法人 日本紡績検査協会(試験成績書発行年月日)平成16年6月11日(試験成績書発行番号)試験番号009299号(試験方法)菌液吸収法(処理部品名)フィルター |
*4 |
悪臭成分メチルメルカプタンの脱臭速度。当社1年前の同等機種R-SF50TAPAMとR-SF54VMとの比較。 |
*5 |
Restriction of Use of Certain Hazardous Substances in Electrical Equipment の略。欧州連合(EU)域内で取り扱う電気・電子機器製品を対象に実施する有害物質規制のこと。2006年7月以降、鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリブロモビフェニル)・PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)の6物質の使用が制限されます。 |
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需要動向と開発の背景 |
2004年度の家庭用冷凍冷蔵庫の市場は、441万台の実績となり、2005年度は、ほぼ横ばいの需要と見込んでいます。このうち、401L以上冷蔵庫市場に占める500L以上の比率は、2004年度で8%、2006年度にかけて約2倍に達すると予測しています(日立推定)。
500Lクラスのユーザーは、400Lクラスのユーザーに比べ平均家族数が多いことや、二世帯などの複数同居世帯数も多く、また、新築やリフォームなど住居変更の際、新たに購入する機会が多いことから、外形寸法より全体大容量が重要視されていることがわかりました。さらに、ホームフリージングを含め積極的に冷凍食品を活用する消費者が増え、大きい冷凍室を重視する傾向が強いこともわかりました。背景には、近年の冷凍食品の高品質化、麺類や軽食系などの多様化、また健康志向を背景とした手軽に調理に使用できる冷凍野菜も注目され、「保存料を使わず安心」「季節による価格変動が少ない」「生ごみが出ない」など冷凍食品のメリットの認知が進んだことに加え、スーパーの郊外化による冷凍食品のまとめ買いも要因になっていると考えます。
冷凍冷蔵庫において「冷凍時代をリードするのは日立」との思いから、500Lクラスのニーズである大容量と大きい冷凍室を実現する大型冷蔵庫「冷凍鮮科」R-SF54VMを開発しました。
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主な仕様 |
型式 |
R-SF54VM |
定格内容積 |
合計 |
535L |
冷蔵室 |
273L |
冷凍室 |
163L |
野菜室 |
99L |
外形寸法 幅×高さ×奥行 |
740mm×1819mm×675mm |
形態 |
冷凍室真ん中タイプ(大容量3段スライド式ケース) |
ナノモイスチャー冷凍 |
○(冷凍やけ防止カセット) |
ナノチタン・カーボン除菌脱臭 |
○ |
セレクト製氷 |
○(4段階より大きさの選択可能) |
自動製氷機 |
○
(はずせる製氷皿&給水パイプ・浄水機能・製氷おそうじ機能付き) |
引き出し構造 |
引き出し量約110mm拡大(冷凍室)・約15mm拡大(野菜室) |
冷却システム |
PAM制御+高効率圧縮機 |
外装色 |
ダークブラウン(TD) ステンレスローズ(SR) ライトブラウン(T) |
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関連情報 |
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お客様からのお問い合わせ先 |
お客様相談センター
電話 : 0120-3121-11
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お問い合わせ先 |
日立ホーム&ライフソリューション株式会社 冷熱事業部 冷蔵庫事業企画部 [担当:田中]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館)
電話 : (03)3502-2111(代表) 内線2433