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ビルや工場の温度や湿度を簡単に検知するポータブル型と
身につけるだけで健康管理のできるリストバンド型の
無線センサ「日立AirSense™」を発売
日立製作所ワイヤレスインフォベンチャーカンパニー(カンパニー長&CEO:木下泰三)は、2006年1月より、端末情報を自律的にネットワーク等に提供できる無線センサの技術を応用したポータブル型とリストバンド型の無線センサ「日立AirSense™」を発売します。ポータブル型は、建物の壁などに設置するだけで、温度、湿度や振動を検知することができ、ビルの空調管理や地震対策、食品工場での衛生管理などに使用することができます。リストバンド型は、腕時計型となっており、身につけるだけで心拍数や脈拍を感知し、その情報を離れた場所に送ることができるため、遠隔地に住む高齢者の健康状態の把握などに用いることができます。
安心、安全、効率、快適を実現する身近な社会インフラとして各種センサの活用は拡大しています。今回、無線センサの技術を応用したセンサネット情報システムは、ワイヤレスのセンサがネットワークを形成し、リアルタイムでセキュリティ、空調・照明コントロール、食品衛生管理、災害監視、健康管理等のサービスを行うシステムです。総務省では、この分野における2010年の関連市場を1兆2,389億円と予測しています。
ポータブル型無線センサ「日立AirSense™」は、設置場所の電波環境に応じて最適な無線伝送ルートを形成する高信頼無線の技術が用いられており、例えば、厨房や食品倉庫で温度や湿度などを検知し、食品の品質管理や安全性を高めることなどに応用できます。
リストバンド型無線センサ「日立AirSense™」は、世界最小レベルの1.5cm角基板にセンサ、マイコンと無線機能を集約する技術を用いており、例えば、家族や医者が離れた場所で暮らす高齢者の健康状態の把握などに用いることができます。また、基板の小型化により、低消費電力化を実現しました。
今回、製品化した2機種は、センサのワイヤレス化で配線工事が簡単になり、かつ設置後の移動も自由に行うことが可能となります。このため、移動する人やモノへのセンサへの装着も可能となり、センシング対象や範囲が大きく広がります。
今後は、今回発売するモデルをベースにさまざまな業種で市場開拓、技術開発を進め、高機能かつ大規模なシステムにも対応していく予定です。
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ポータブル型無線センサ「日立AirSense™」 |
品目 |
数量 |
価格(税込) |
ポータブル・ノード |
4台 |
一式94万5千円 |
センサネット・ルータ |
2台 |
センサネット・ゲートウェイ |
1台 |
モニタソフト |
1式 |
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リストバンド型無線センサ「日立AirSense™」 |
品目 |
数量 |
価格(税込) |
リストバンド型センサノード |
2台 |
一式94万5千円 |
センサネット・ゲートウェイ |
1台 |
モニタソフト |
1式 |
センサノード用外付け電池 |
2台 |
充電器 |
1台 |
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| | お問い合わせ先 |
株式会社 日立製作所 ワイヤレスインフォベンチャカンパニー [担当:羽生]
〒101-8608東京都千代田区外神田一丁目18番13号
電話 : 03-4564-4207 (直通)