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日立グループの2製品・2サービス事業がエコプロダクツ大賞を受賞
ESCO事業とヒートポンプ給湯機が「経済産業大臣賞」を洗濯乾燥機と
業界プラットフォーム事業が「エコプロダクツ推進協議会会長賞(優秀賞)」を受賞
株式会社日立製作所(以下、日立)の省エネルギーサービス事業「ESCO*事業」、日立ホーム&
ライフソリューション株式会社(以下、日立H&L)の高出力一体形自然冷媒ヒートポンプ給湯機
「家庭用エコキュート」、洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」、株式会社日立物流(以下、日立物流)の共同物流事業「業界プラットフォーム事業」の日立グループの2製品・2サービス事業は、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する第2回エコプロダクツ大賞を受賞しました。
「エコプロダクツ大賞」は、最も環境に配慮した、優れた製品・サービス(以下、エコプロダクツ)を表彰することを通じて企業の環境への取り組みを支援し、我が国におけるエコプロダクツの開発・普及の促進を図るとともに、正確な情報を事業者、消費者等に広く伝えることを目的に、昨年から実施されているものです。
今回、日立の「ESCO事業」と日立H&Lの「家庭用エコキュート」が経済産業大臣賞(大賞)に、また、エコプロダクツ推進協議会会長賞(優秀賞)に日立H&Lの「ビートウォッシュ」と日立物流の「業界プラットフォーム事業」が選ばれました。
日立グループでは、今後も製品・サービスを通じて環境と調和した持続可能な社会実現に努めるとともに、環境に配慮したクリーンな製品作りを進めていきます。
なお、日立グループでは、2005年12月15日〜17日まで、東京ビックサイトで開催される「〜地球と私のためのエコスタイルフェア〜 エコプロダクツ2005[第7回]」に出展し、本受賞製品も展示します。
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受賞製品の概要 |
1. 「ESCO事業」(エコサービス部門「経済産業大臣賞(大賞)」受賞)
ESCO事業は、省エネルギー設備導入に必要な経費をエネルギー削減から賄う新しいビジネス形態です。ユーザーは、費用の負担をすることなく省エネルギー化が図れるとともに、省エネルギー効果が保証されるため、長期間にわたる確実なエネルギー使用量の削減とCO2の削減が可能になります。
日立のESCO事業は、省エネルギー設備単体を導入するだけでなく、電気と熱のバランスを考慮して、排熱の有効利用など総合的な省エネルギーサービスを提供することで、大幅な電力消費量の削減とCO2削減が行えます。これまで日立ではESCO事業を、企業の省エネルギーの推進を図り、地球温暖化防止に寄与するサービス事業として、工場、病院、オフィスビル、研究施設をはじめ幅広い分野に納入しています。日立グループが2000年から2005年まで納入したサイト(予定含み)におけるCO2削減量は、累計で約12万トン/年、原油換算で約4万8,000kl/年のエネルギー削減となっています。
2. 高出力一体形自然冷媒ヒートポンプ給湯機「家庭用エコキュート」RHK-23TBA(エコプロダクツ部門「経済産業大臣賞(大賞)」受賞)
日立H&Lの「家庭用エコキュート」は、瞬間連続的に沸き上げたお湯を直接給湯できる業界初*1の家庭用ヒートポンプ給湯機です。特長は次の通りです。
(1) |
大量のお湯を貯湯せず、必要な時に沸き上げて給湯するので大きな貯湯タンクが不要であり、コンパクトで省スペースを実現しました。 |
(2) |
使用中は連続的に沸き上げるので湯切れの心配がありません。 |
(3) |
日立独自のPAM技術によりハイパワー(高出力)を実現。業界トップの定格COP4.6*2で高効率な給湯機です。 |
(4) |
本製品は、ヒートポンプ給湯機の中で最も省エネルギー性能に優れており、業界最少*1となるCO2排出量(475kgCO2/年)*3を実現しています。燃焼式給湯機から代替した場合、CO2排出量を都市ガスの二分の一以下、石油の三分の一以下に低減*4することができます。*5 |
*1 |
2005年4月現在。 |
*2 |
定格条件 入水温度17℃ 出湯温度42℃ 外気温度16℃。 |
*3 |
CO2原単位は東京電力2004年CO2排出実績0.381kg-CO2/kWhを使用。 |
*4 |
CO2排出量 都市ガス1,077kgCO2/年、石油給湯機1,564 kgCO2/年。IBEC-Lモードを使用した日立試算値。 |
*5 |
*2、*3、*4は2005年11月現在の数値です。 |
3. 洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」BW-DV9F(エコプロダクツ部門「エコプロダクツ推進協議会会長賞(優秀賞)」受賞)
日立H&Lの「ビートウォッシュ」は、高い洗浄力と節水を同時に実現した世界初*1の洗浄方式「節水ホットビート洗浄」を採用した洗濯乾燥機です。特長は次の通りです。
(1) |
従来のように水を溜めずに、全く新しい発想の羽根「ビートウィング」で、衣類を上下に大きく振動させながら高濃度洗剤液を「循環ポンプ」で繰り返し衣類にふりかけ、押し洗い・たたき洗い・もみ洗いの3つの手洗い効果で高い洗浄力ながらも、布傷み・布がらみを大幅に抑えて洗います。 |
(2) |
9年前に比べて9kg洗濯時の使用水量を284lから業界トップクラスの88lへと約7割も大幅節水*2、CO2排出量も年間約61%削減*3し、大きく環境負荷を低減しています。 |
(3) |
本製品は、電子基板への無鉛はんだの使用、六価クロムを含まない電気メッキ鋼板やネジの採用などにより、EUのRoHS指令*9に対応しています。 |
(4) |
本製品は、資源の有効活用のため、台枠部分や外槽などに、再生プラスチックを使用しています。 |
*1 |
2004年4月21日現在。 |
*2 |
当社全自動洗濯機NW-8S2(1996年モデル)との比較。CO2排出量は日立試算値。 |
*3 |
Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipmentの略。欧州連合(EU)域内で取り扱う電気・電子機器製品を対象に実施する有害物質規制のこと。2006年7月1日以降、鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリブロモビフェニル)・PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)の6物質の使用が制限されます。 |
4. 「業界プラットフォーム事業」(エコサービス部門「エコプロダクツ推進協議会会長賞(優秀賞)」受賞)
日立物流の「業界プラットフォーム事業」は、業界毎に情報システム、物流センター、配送網などの標準インフラ(プラットフォーム)を構築し、同一業界のお客様に共同保管・共同配送などの共同物流を提案するものです。このサービスは、お客様に対する物流コストの低減や物流サービスレベルの向上を実現すると同時に、共同配送により車両積載効率向上、配送車両数削減を実現し、トラックからのCO2排出量削減や交通渋滞の緩和に貢献します。2005年4月には、トイレタリー業界向け共同物流センター「東日本PFC(プラットフォームセンター)」を開設しました。当センターでの共同化により、従来に比べ配送車両数をおよそ20%削減できます。
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お問い合わせ先 |
ESCO事業
株式会社日立製作所 電機グループ エネルギーソリューションサービス推進本部 [担当:徳田、樋渡]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-4038 (ダイヤルイン)
ヒートポンプ給湯機
日立ホーム&ライフソリューション株式会社 冷熱事業部 ヒートポンプ給湯機部 [担当:渡邊]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館
TEL : 03-3502-2111 (代表) 内線2902
洗濯乾燥機
日立ホーム&ライフソリューション株式会社 電化事業部 事業企画部 [担当:森川]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館
TEL : 03-3502-2111 (代表) 内線2418
業界プラットフォーム事業
株式会社日立物流 首都圏第二営業本部 LE・営業開発部 [担当:高橋]
〒135-8372 東京都江東区東陽七丁目2番18号
TEL : 03-5634-0373 (直通)