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2005年11月28日
株式会社 日立製作所
広州日立電梯有限公司
日立(中国)有限公司
中国・天津の昇降機の新生産拠点が操業開始
華東・華北・東北地区における昇降機事業を強化
日立製作所 都市開発システムグループ(グループ長&CEO:大沼邦彦/以下、日立)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の製造・販売・サービス会社である広州日立電梯有限公司(総経理:潘 勝、本社:中国広東省広州市/以下、広州日立電梯)は、2005年3月に昇降機の新生産拠点として、日立楼宇設備製造(天津)有限公司(総経理:曾 子敏、本社:中国天津市/以下、日立楼宇設備製造(天津))を設立し、工場建設を進めてきましたが、このたび工場が完成し、11月26日より昇降機の生産を開始しました。
日立楼宇設備製造(天津)は、中国の華東・華北・東北地区における昇降機事業のさらなる強化を目的に設立した生産拠点です。日立楼宇設備製造(天津)の生産規模は年産5,000台であり、広州日立電梯の大石工場と合わせた生産能力は年産2万台に拡大しました。
中国の昇降機市場は、1990年代半ば以降、年々需要が拡大しています。特に、2000年以降は前年比30%前後の高い伸びを続けており、2004年度の需要台数が10万台を超える世界最大の市場となっています。今後も、2008年の北京オリンピックや2010年の上海万国博覧会および広州アジア競技大会の開催を控え、さらなる市場拡大が見込まれています。
華東・華北・東北地区は、中国でのさらなる事業拡大に向け、大きな需要が見込まれる重要地域であり、その中心に位置する華北地区の天津市に生産拠点を設けることで、顧客ニーズに的確に対応した生産と供給が可能になります。
日立は、昇降機事業において、中国、東南アジア、日本のアジア3極を最重要市場と位置づけて事業強化を進めています。日立楼宇設備製造(天津)の生産開始を機にさらなる事業拡大を図り、2010年にはアジア3極において、新設台数のトップシェアを目指します。
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日立楼宇設備製造(天津)の概要 |
会社名 |
: |
日立楼宇設備製造(天津)有限公司
(Hitachi Building Equipment Manufacturing Co.,Ltd) |
所在地 |
: |
中国天津市宝経済開発区京津新城工業園 |
設立年月日 |
: |
2005年3月2日 |
資本金 |
: |
600万米国ドル(約6.5億円) |
出資者 |
: |
広州日立電梯有限公司60.0%、日立(中国)有限公司28.0%、広州広日集団有限公司12.0% |
総経理 |
: |
曾 子敏 |
従業員数 |
: |
約120人 |
主な事業内容 |
: |
昇降機の製造、販売、ビル管理システム |
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広州日立電梯の概要 |
会社名 |
: |
広州日立電梯有限公司(Guangzhou Hitachi Elevator Co., Ltd.) |
所在地 |
: |
中国広東省広州市天河北路233号中信広場弁公楼62楼 |
設立年月日 |
: |
1995年10月4日 |
資本金 |
: |
6,488万米国ドル(約70億円) |
出資者 |
: |
日立グループ70%
(日立(中国)有限公司54.3%、株式会社日立ビルシステム7.85%、日立電梯工程(香港)有限公司7.85%)
広州広日集団有限公司30% |
総経理 |
: |
潘 勝 |
従業員数 |
: |
1,726人(2005年6月末時点) |
主な事業内容 |
: |
昇降機の製造、販売、据付、保守、改修、ビル管理システム |