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2005年9月20日
株式会社日立製作所
住友商事株式会社
日立・住友商事連合が
上エジプト発電会社より蒸気タービン発電設備を受注
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)と住友商事株式会社(取締役社長:岡 素之/以下、住友商事)は、今般、エジプト国・上エジプト発電会社(Upper Egypt Electricity Production Company/以下、UEEPC)より、ナイル川流域に建設される複合火力発電プラント用の蒸気タービン発電設備を受注しました。
受注額は約50億円で、完成・引渡し納期は2008年6月の予定です。契約内容は、日立製の250MW蒸気タービン、発電機、復水器などの機器製造および据付、試運転までを一括して請負う契約となっており、9月19日に現地にて正式調印しました。本件は、2005年2月23日に入札が実施されたもので、日本および欧州の主要メーカーが応札しました。その後の顧客による商務及び技術に関わる審査が行われた結果、総合的に他競合先よりも優れた提案との評価を得た日立・住友商事連合への発注が決まったものです。なお、建設の資金は、ヨーロッパ投資銀行(EIB)がUEEPCの持ち株会社であるエジプト電力公社(Egyptian Electricity Holding Company/以下、EEHC)に融資します。
今回、日立・住友商事連合が受注した発電設備は、カイロ南方約95kmに位置するクレイマット発電所内に設置され、増加するエジプト国内の電力需要を賄うものです。同発電設備は環境への負荷が軽いといわれる天然ガスを燃料とした複合火力発電設備で、発電プラント全体の総出力は750MWとなります。
日立・住友商事連合は、2002年5月にも、250MW蒸気タ−ビン発電設備の納入契約を、EEHC傘下であるカイロ発電会社と締結しており、本件はそれに続く3年ぶりの契約となります。
エジプトでは、引き続き電力需要の伸びが予測されており、今後とも同様の発電プラントの建設が予定されています。日立および住友商事は、今回の受注を基盤としてエジプトでの継続受注を目指していきます。
| | お問い合わせ先 |
株式会社日立製作所 電力グループ 国際電力営業本部 [担当:廣中、福冨]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-9836 (ダイヤルイン)
住友商事株式会社 電力・プラントEPC第三部 [担当:谷本、山本]
〒104-8610 東京都中央区晴海一丁目8番11号
TEL : 03-5144-9806 (ダイヤルイン)