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2005年8月1日
株式会社日立製作所
学校法人早稲田大学
早稲田大学国際教養学部で日立ビジネス講座を実施
日立製作所(執行役社長:庄山悦彦/以下、日立)は、このたび、早稲田大学国際教養学部にて、日立の事業戦略や事例を通じて、グローバル市場における日本企業のビジネス展開について講義を行う「日立ビジネス講座」を開設します。本講座は、2005年9月30日から2006年2月6日までの期間に、一講義90分で、計15回実施する予定です。
日立と早稲田大学は、これまでも情報技術や機械工学分野における委託研究、共同研究、大学院での電子材料関連の寄附講座の設置など、さまざまな分野において連携しており、2004年9月には両者でさらなる交流・連携を図るべく包括連携協定を締結しました。本講座は、この包括連携協定の一環により、工学分野以外ではじめて連携するものです。
15回の講義は、日立の概要と事業環境の推移を紹介する第一部と、グローバル展開における事業戦略を紹介する第二部から構成されます。第一部では、日立と産業界のあゆみ、グローバル競争時代の到来とビジネス環境の変化などについて、第二部では、研究開発やM&A、知的財産、ブランド、環境経営、企業の社会的役割など、最先端の事業戦略をテーマとして取り上げる予定です。また、受講生が最先端のビジネス戦略をリアルに体験できるように、講師は、日立の事業を実際に遂行している執行役、本部長、部長が担当します。なお、講義は英語で行います。
早稲田大学では、国際的に活躍する人材の育成を主眼に、2004年4月に国際教養学部を開設しました。本学部では、人文科学、社会科学および自然科学等幅広い教養カリキュラムを用意し、基本的に授業は英語で行います。また日本人学生に対しては1年間の海外留学を必修とし、多数の外国人留学生も受入れています。
今回、グローバル市場における日立のビジネス展開についての講座を開設することにより、ビジネスならびに経済に関心を持つ学部生に、より実践に近い知識を与えることができ、カリキュラムの一層の充実にもつながると考えています。
日立では、本講座の実施を通じて、日立グループに対する理解促進、将来の国際社会のリーダー、特にビジネスリーダーの育成支援に貢献していきたいと考えています。