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2005年6月29日
業界初*1300℃ナノスチーム加熱*2に、レンジ(マイクロ波)、
オーブン(熱風)、グリル(ヒーター直火)を組み合わせた
スチームオーブンレンジ「ナノスチーム調理 ヘルシーシェフ」を発売
- 4種の加熱の組み合わせ*3で、
余分な脂をカットしてヘルシーに、おいしく、はやく、調理 -
日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:石垣 忠彦)は、日立独自の「ナノスチーム調理」などヘルシーな調理が、いっそうおいしく、はやくできるカセットタンク式の本格スチームオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズ3機種を8月1日から順次発売します。
「ナノスチーム調理 ヘルシーシェフ」MRO-AX10は、従来のオーブン加熱の熱風の約11倍*4 、スチーム(100℃)の約1.2倍*5 の熱エネルギーを持つ超微細な最高300℃のナノスチーム加熱*2を搭載しています。ナノスチーム加熱とレンジ、オーブン、グリルの4種を組み合わせた*3「ナノスチーム調理」は、業界で初めて*1日立が採用した独自の調理方法であり、効果的に食材内部の余分な脂分、塩分を溶かし出し、ヘルシーに、おいしく、はやく仕上げることができます。
例えば、オートメニューの「鶏のハーブ焼き」では、1.レンジ加熱(マイクロ波)で食材を中からあたため、内部の余分な脂分を溶かします。2.オーブン加熱(熱風)を同時に行い、食材全体と庫内の温度を上げ、ナノスチーム加熱の準備を整えます。3.ナノスチーム加熱で高温ナノスチームを熱風ファンで一気に高速噴射して、余分な脂を落とします。4.グリル加熱(ヒーター直火)で表面をこんがり焼き、うまみ成分を閉じ込め、食感を良くします。この結果、通常のフライパン調理に比べて約30%のカロリーを落とし*6、中はジューシー、外はパリッと、おいしく仕上がります。また、鮭の塩焼きでは、生鮭に含まれる塩分を約28%減塩*7します。
「スチーム調理 ヘルシーシェフ」MRO-AS9(熱風2段オーブンタイプ)、MRO-AS8(1段オーブンタイプ)は、100℃の飽和水蒸気による本格スチーム機能と、ハイパワーヒーターで脂を落とす「カロリーカット」機能を搭載し、毎日の料理をヘルシーでおいしく仕上げます。
また、全機種に調理時間を10〜30%短縮*8する、レンジとオーブンの「同時加熱」機能を搭載しました。さらに、新提案として、注目を浴びている、フルーツや野菜の自然な甘みを生かしたヘルシーなジャム、無糖「コンフィチュール」が約30分でできるオートキーも業界で初めて*9搭載しました。
これら充実した38種*10のオートメニューを簡単に選択できる「早らくキー&ナビダイヤル*11」、前面配置で楽にセットでき、清潔な「Ag+イオンクリーンタンク」など、使いやすさにも工夫しました。
なお、本製品は、日立生活家電事業における事業ステートメント「ずっと使うから 日立」のコンセプトに基づいて開発されたものです。
「ずっと使うから 日立」の視点
エコ |
ドンピシャ加熱*12、ワイドPAM制御*13により省エネ・CO2排出量を年間約25%削減*14
*15 |
ラクラク |
簡単メニュー選択「早らくキー&ナビダイヤル」・前面配置「Ag+イオンクリーンタンク」 |
ナノテク |
「ナノスチーム調理」で脱脂・減塩、ヘルシーで、おいしくて、はやい |
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型式および発売日 |
型式 |
庫内容量 |
本体希望小売価格 |
発売日 |
当初月産台数 |
MRO-AX10 |
33L |
オープン |
8月1日 |
7,000台 |
MRO-AS9 |
33L |
オープン |
8月21日 |
8,000台 |
MRO-AS8 |
30L |
オープン |
9月1日 |
5,000台 |
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*1 |
家庭用電子レンジにおいて。2005年6月29日現在。 |
*2 |
ナノスチームは飽和水蒸気をさらに加熱したもの(一般名:過熱水蒸気)で直径約1.5ナノメートル(1ナノメートルは、10億分の1メートル)。高い熱エネルギーを持ち、食材の焼成に適しています。ヘルシーシェフは最高300℃のナノスチームをメニューに応じて使い分けます。 |
*3 |
MRO-AX10は、メニューに応じて2〜4種の加熱を自動で組み合わせます。
MRO-AS9、MRO-AS8は「スチーム」「レンジ」「オーブン」「グリル」の内、2〜3種の加熱を自動で組み合わせます。 |
*4 |
300℃ナノスチームの熱量は約3,000kJ/kg、300℃熱風の熱量は約280kJ/kg。 |
*5 |
300℃ナノスチームの熱量は約3,000kJ/kg、100℃スチーム(飽和水蒸気)の熱量は約2600kJ/kg。 |
*6 |
鶏のハーブ焼1人前(250g)の場合。ナノスチーム調理398kcal、フライパン調理565kcal(日立調べ)。 |
*7 |
鮭の塩焼の場合。ナノスチーム調理では減塩28%、ガスグリル調理減塩7%(日立調べ)。 |
*8 |
グラタン4皿で、MRO-AX10、MRO-AS9は約19分(2004年MRO-FX1約21分)。MRO-AS8は約22分(2004年MRO-FX3約33分)。 |
*9 |
家庭用電子レンジにおいて。2005年6月29日現在。 |
*10 |
MRO-AX10。MRO-AS9は35種類、MRO-AS8は19種類。 |
*11 |
MRO-AX10、MRO-AS9。 |
*12 |
ドンピシャ加熱は、GPS(Gram Position System)で、食品の位置と重さを3ヶ所のセンサーではかり、温度を見張りながら加熱を制御し、最適な時間でむらを抑えて加熱する、日立独自の機能です。 |
*13 |
PAMはPulse Amplitude Modulationの略:家庭用電源の電圧を変化させ、レンジの出力をコントロールする技術。これによって、1000Wの高火力から250Wの低火力まで、目的に合わせた火力調節をします。 |
*14 |
MRO-AX10。MRO-N85(1996年発売)との比較(日立試算値)。 |
*15 |
日立は2012年までにCO2の6%削減をめざす「チーム・マイナス6%」に参加しています。 |
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需要動向と開発の背景 |
2004年度のオーブンレンジの需要は約262万台(前年比99%)でした。普及率が95%を超える成熟商品であり、安定した買い替え需要が見込めることから2005年度も同等の需要が見込まれます。(日立推定)
近年の健康志向は、もはや一過性のブームではなく、すっかりお客様の中に定着しています。特に余分な脂分や塩分を抑えた、ヘルシーな食生活への関心がますます高まっています。そこで当社は超微細で高い熱エネルギーを持つ最高300℃の「ナノスチーム」を使って高い脱脂、減塩効果を出すことにしました。しかし、ナノスチームだけで調理をすると庫内の予熱に時間がかかりすぎ、効率的ではありません。そこで、レンジ(マイクロ波)、オーブン(熱風)、グリル(ヒーター直火)を加えた、4種の加熱をメニューに応じて自動的に組み合わせる日立独自の技術で、焼きものから、日常よく使うごはんやおかずのあたためまで、おいしさはもとより、はやく調理ができるようにしました。
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主な仕様 |
型式 |
MRO-AX10 |
MRO-AS9 |
MRO-AS8 |
電源 |
交流100V・Hzフリー |
加熱室容積 |
33L |
30L |
ヘルシー調理 |
オート
メニュー数 |
ナノスチーム
12メニュー |
カロリーカット
9メニュー |
カロリーカット
4メニュー |
スチーム調理 |
オート
メニュー数 |
15メニュー |
15メニュー |
8メニュー |
デイリー調理 |
オート
メニュー数 |
11メニュー |
11メニュー |
7メニュー |
電子レンジ |
高周波出力 |
PAM1000W(最大3分)・700W/500W/200W相当/100W相当 |
消費電力 |
1450W |
オーブン |
設定温度 |
100〜250℃、300℃、発酵(35・40・45℃) |
100〜210℃、250℃、発酵(35・40・45℃) |
加熱方式 |
熱風&上面ダブルヒーター(2段調理可) |
上下平面ヒーター |
消費電力 |
1380W |
1340W |
グリル |
消費電力 |
1380W |
1340W |
外形寸法(幅×奥行×高さ) |
495mm×458mm×385mm |
487×430×365mm |
本体質量 |
19.0kg |
16.0kg |
付属品 |
角皿(オーブン皿)×2、焼き網、外せるセラミックテーブルプレート、クッキングガイド、オーブン用手袋×2(手袋はMRO-AX10のみ付属) |
焼き網、オーブン皿兼用セラミックテーブルプレート、クッキングガイド |
本体色 |
ステンレス
シルバー(S) |
シルバー(S) |
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関連情報 |
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お客様からのお問い合わせ先 |
お客様相談センター
電話 : 0120-3121-11
| | お問い合わせ先 |
日立ホーム&ライフソリューション株式会社 電化事業部 事業企画部 [担当:永田、服部]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館)
電話 : (03)3502-2111 (代表) 内線2088