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日立製作所発行の技術論文誌「日立評論」が創刊一千号を迎える
「日立評論」創刊号(右)と創刊一千号(左)
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日立製作所(執行役社長:庄山悦彦/以下、日立)が発行している月刊の技術論文誌「日立評論」は、2005年5月に発行する5月号をもって、創刊から通巻一千号*を迎えます。日本の製造業が発行する定期刊行物として、一千号を迎えるのは、「日立評論」が初めてになります。当社では、一千号を特別記念号として発行するとともに、各種イベントの開催を予定しています。
「日立評論」は、当社の創業まもない1917年(大正8年)1月にB5版の月刊誌として創刊され、日本の製造業が発行する定期刊行物としては最も長い歴史を持つ機関誌です。後に日立研究所、中央研究所の初代所長となった馬場粂夫博士が、欧米メーカーの技術を輸入し、模倣していた日本の産業界の技術水準向上を図り、国産技術、自主技術の開発を活性化させるために、米国企業の技術論文誌や学会誌などを参考にして、創刊したと言われています。
発行目的は、その時々の日立の事業内容の変化にあわせて変化しており、「日立の学術研究の成果を発表し、工学技術の進歩、向上に寄与」することを目的とした「工学技術研究誌」(創刊〜1970年)という位置づけから、「学術論文ではなく、お客様に役立つものであることを第一義とする」技術論文誌(1971年〜1990年)を経て、「日立製作所および日立グループの技術・システム・ソリューションを顧客の観点から紹介する」技術解説論文誌(1991年〜現在)へと変遷してきています。
現在は、毎年1月号に、一年間の日立の技術成果と展望を掲載する「日立技術の展望」を掲載しているほか、その他の号では、各事業分野における最新動向と日立の取り組みを紹介する特集を掲載しています。創刊以来、戦中・戦後の一時期を除き、毎月発行しており、毎回の発行部数は、平均2万部となっています。
創刊一千号となる2005年5月発行の特別記念号には、日立の技術・研究開発を代表する5人のフェローによる記念寄稿のほか、日産自動車株式会社、キヤノン株式会社、三共株式会社の研究開発部門担当の幹部による座談会や各事業分野における日立の研究開発部門代表による論文集などを掲載します。
さらに創刊一千号を記念するイベントを計画しており、国内外の有識者を招いた記念フォーラムの開催や、関連した単行本の出版などを予定しています。
| | お問い合わせ先 |
株式会社日立製作所 コーポレート・コミュニケーション本部宣伝部 [担当:佐藤、飯塚]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号 秋葉原ダイビル
TEL : 03-4564-2542 (直通)