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2005年4月25日
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
株式会社 日立製作所
日立コミュニケーションテクノロジーと日立製作所が
光アクセス事業の開発力強化のため、
米国サリラ社を資産買収
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木 榮司、以下 日立コム)と株式会社 日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦、以下 日立)は、このたび、光アクセス事業の強化のため、新会社「Salira Systems, Inc.」を設立し、新会社がGE-PON*1先進開発メーカーである米国サリラ社(Salira Optical Network Systems, Inc.、以下 サリラ社)のGE-PONに関わる資産を2005年4月1日に買収することで、この新会社を光アクセス事業のグローバル展開における開発拠点としました。今回の買収により、日立コムはGE-PONの開発力を強化するとともに、これまで注力してきた国内市場に加え、今後光アクセス事業の高い成長が見込まれる海外事業展開も本格化していきます。
*1 |
GE-PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network):光アクセスネットワークの途中に光スプリッタを入れて光を分岐することで、複数の加入者宅にギガビットイーサネットで光ファイバを引き込む技術。 |
サリラ社は2000年7月の設立以来、光アクセス製品を開発し、さまざまな実証実験を行ってきました。既にGE-PON製品で通信事業者への導入実績もあり、先進開発メーカーとしてのノウハウを十分持っています。
日立コムは、2002年10月の設立以来、光アクセスを同社のコア事業の1つと位置付けてきました。今回、サリラ社を日立と共に資産買収し、サリラ社がこれまで培った光アクセスビジネスのノウハウと、海外市場のニーズに対応したシステム製品の開発力を活用でき、日立コムにおけるGE-PON製品開発の効率向上を図ります。
日立コムと日立は、世界の光アクセス市場は2006年より本格化すると予想しています。光アクセス事業で世界のリーディングサプライヤーとなるべく、GE-PONをはじめとした光アクセス製品によるグローバル展開を本格化する予定です。
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Salira Optical Network Systems, Inc.について |
(1) |
事業内容 |
GE-PONに関するマーケティング、製品開発 |
(2) |
本社 |
米国サンタクララ |
(3) |
代表者 |
CEO ロス・ラウ |
(4) |
設立年月 |
2000年7月 |
(5) |
従業員数 |
33名(2005年3月31日時点) |
(6) |
売上高 |
20万3千ドル(2,180万円)(2004年) |
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Salira Systems, Inc.について |
(1) |
事業内容 |
PONに関するマーケティング、製品開発 |
(2) |
本社 |
米国サンタクララ |
(3) |
代表者 |
宮野 吉彦(チェアマン) |
(4) |
設立年月 |
2005年4月 |
(5) |
従業員数 |
24名(2005年4月1日時点) |
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株式会社日立コミュニケーションテクノロジーについて |
(1) |
事業内容 |
情報通信システム関連製品の設計開発・製造及び国内外への販売・サービス |
(2) |
本社 |
東京都品川区 |
(3) |
代表者 |
青木 榮司(取締役社長) |
(4) |
設立年月 |
2002年10月 |
(5) |
従業員数 |
1,539名(2004年3月) |
(6) |
売上高 |
1,112億円(2004年3月) |
| | お問い合わせ先 |
株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー コーポレートサポート室 [担当:藤田]
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
電話 : 03-6404-1232 (ダイヤルイン)