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2005年4月18日
日立笠戸機械工業株式会社
日立笠戸エンジニアリング株式会社
 
日立笠戸機械工業と日立笠戸エンジニアリングが
合併することで基本合意
 
  株式会社日立製作所(以下、日立)の子会社である日立笠戸機械工業株式会社(社長:印藤 公夫/以下、KSK)と日立笠戸エンジニアリング株式会社(社長:市橋 一晃/以下、HIKEC)は、このたび、日立製作所電機グループ笠戸事業所(事業所長:岩滝 雅人/以下、日立笠戸事業所)の交通システム事業および産業システム事業のさらなる強化や、KSKとHIKECのノウハウ共有によるシナジー効果の拡大などを目的に、合併することで基本合意しました。
  合併は 2006年4月1日を予定しており、合併後の新会社の名称や資本金など詳細は、今後両社で協議の上、決定します。
  KSKは1980年に設立され、日立笠戸事業所の製造部門のサポート事業からスタートし、現在では、鉄道車両用部品を日立以外の車両メーカーにも販売しているほか、生花をドライ加工した「エバーフラワー」の製造・販売なども行なっています。
  また、HIKECは1988年に設立され、日立笠戸事業所のエンジニアリング部門のサポート事業や、ロジスティクスシステムをはじめとした情報システムエンジニアリング事業に取り組み、日立笠戸事業所の非破壊検査や社外検査エンジニアリング、さらに鉄道車両および産業プラント関連製品のアフターサービスへと事業を拡大してきました。
  今回の合併により、新会社は、HIKECが培ってきた鉄道車両および産業プラントのエンジニアリング力とアフターサービスのノウハウに、KSKが培ってきた鉄道車両、産業プラント、半導体製造装置など部品の製造ノウハウを融合することが可能になるほか、営業から開発、設計、製造、販売、サービス・保守までの一貫した体制となることを活かし、日立笠戸事業所の交通・産業システム事業へのサポート力を一層強化します。また、合併を契機に、新しい形態のサービス事業にも取り組む予定です。
  具体的な取り組みとしては、モジュール化を図った鉄道車両用部品を設計込みで請け負う事業の拡大や、アフターサービスにおける一括メンテナンス事業の拡大など、製品メニューの充実を図っていきます。また、HIKECの有する東京、関西、九州の営業拠点とKSKの営業ルートの共有による営業力強化を図るほか、情報システムエンジニアリングおよびサービス力を活かした新しい分野での事業展開も加速させていきます。
 
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KSKの概要 | 
 
 
| 会社名 | 
: | 
日立笠戸機械工業株式会社 | 
| 事業内容 | 
: | 
鉄道車両、産業プラント、半導体製造装置等の組立、部品の製造・販売、「エバーフラワー」の製造・販売 | 
| 代表者 | 
: | 
代表取締役 取締役社長 印藤 公夫 | 
| 資本金 | 
: | 
5,000万円(日立100%出資) | 
| 所在地 | 
: | 
山口県下松市東豊井794番地 | 
| 売上高 | 
: | 
66億円(2004年3月期) | 
| 従業員数 | 
: | 
約390名(2005年3月末現在) | 
 
 
 
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  | 
HIKECの概要 | 
 
 
| 会社名 | 
: | 
日立笠戸エンジニアリング株式会社 | 
| 事業内容 | 
: | 
鉄道車両、産業プラントのエンジニアリング、アフターサービス、エレクトロメカニクス製品のエンジニアリング、ソフトウェアの製作・販売 | 
| 代表者 | 
: | 
代表取締役 取締役社長 市橋 一晃 | 
| 資本金 | 
: | 
3億5,000万円(日立100%出資) | 
| 所在地 | 
: | 
山口県下松市東豊井794番地 | 
| 売上高 | 
: | 
75億円(2004年3月期) | 
| 従業員数 | 
: | 
約280名(2005年3月末現在) | 
 
 
 
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  | 
日立笠戸事業所の概要 | 
 
 
| 事業所名 | 
: | 
株式会社日立製作所電機グループ笠戸事業所 | 
| 事業内容 | 
: | 
交通システム(鉄道車両)、産業システム(プラント)の開発・設計・製造 | 
| 代表者 | 
: | 
事業所長 岩滝 雅人 | 
| 所在地 | 
: | 
山口県下松市東豊井794番地 | 
| 従業員数 | 
: | 
約600名(2005年3月末現在) |