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2005年4月1日
株式会社日立製作所
執行役社長 庄山悦彦
2005年度株式会社日立製作所入社式 社長メッセージ(抜粋)
私が社長就任以来、めざしてきたことは、日立が世界中のお客様にとってのベスト・ソリューション・パートナーになるということです。日立では、ベスト・ソリューション・パートナーへの変革をめざし、一昨年4月より中期経営計画「i.e.HITACHIプランII」に取り組んでおり、より日立としての強さを発揮できる領域に経営資源を集中しています。例えば、現在開催中の「愛・地球博」の入場券で採用されている世界最小クラスの非接触ICチップ「ミューチップ」を応用したシステムをはじめ、安全・安心・便利を実現するICカードを用いたシステムや鉄道の乗車券システム、DNA解析技術を応用した遺伝子診断などは、日立だからこそ貢献できる分野です。社会の発展と人々の快適な生活に貢献するという私達の使命を成し遂げ、「グローバルな規模で社会の発展と人々の快適な生活に欠かせない存在になる」これをステータスとして確立させていこうではありませんか。
日立の一員として皆さんに期待すること、常に心にとめておいて欲しいことは次の通りです。
1. 信頼
お客様、社会、そして仲間からの信頼を大切にして欲しい。お客様にご迷惑をおかけしない。仮に、万が一迷惑をかけた場合でも、最大の努力をし、最小にすることが必要です。
2. 価値創造
これからの時代において必要なことは、お客様に対して他社よりも早く、すぐれた価値を提供できるかどうか、お客様に認めていただけるかということです。社員一人ひとりが自分の役割の中の「価値創造」を意識し、スピード感を持って実践して下さい。
3. 夢を持って自ら提案し、行動する
自ら率先して計画、実行する強い執念を持った人になって下さい。そのためには夢を大切にして下さい。仕事を通じて何を実現したいのか、そしてその実現に向けて仕事に取り組む姿勢を忘れないで下さい。
4. 「π型」人間・「なんでもござれ」人間
いくつもの強みを持った「π型」人間になって下さい。強みとなる専門性を一つと言わずいくつでも持ち、それを基軸とすることが自らの大きな飛躍のチャンスに繋がるのです。
5. グローバル化
日本の常識に囚われず、常に自分を地球規模の文脈の中で捉え、学び、考え行動して欲しい。グローバル市場で競争している日立であることを常に意識してください。
皆さんが、これらのことを自らの目標とし、実現に向かって努力・実践することが、皆さんと日立が世の中から存在価値を認められることにつながるのです。是非、一緒にがんばりましょう。