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2005年3月29日

e-文書法に対応した文書・帳票電子化ソリューション
「e-文書ソリューション」を提供開始

 

  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、このたび、4月1日から施行される通称「e-文書法」*1に対応した文書・帳票電子化ソリューション「e-文書ソリューション」の提供を4月1日から開始します。
  本ソリューションでは、企業における各種文書・帳票のライフサイクル分析と、その電子化の指針や保存形態のコンサルテーションを行い、原本の真正性を保証した長期保存を実現する最適なシステムを設計・構築します。また、必要に応じて各種文書・帳票の電子化代行や保管のアウトソーシングサービスも提供します。これにより、膨大な文書・帳票の管理コスト低減や電子化による検索効率の向上、情報共有化の促進を実現するほか、将来想定されるe-文書を活用した企業間商取引などにも対応可能となります。

 
*1 e-文書法 : 「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」および「同法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の2つ

  「e-文書法」は、帳票類や財務諸表、取締役会の議事録など、商法や税法などで企業に保存が義務付けられている文書について、電子データで作成したものをそのまま保存することを認めるだけでなく、紙で受け取った文書についても一定の技術基準以上のスキャナーなどでイメージデータ化したものを紙の代替として保存することを認める法律で、251の法律に示されている文書・帳票を対象とするなど広範囲な適用が認められています。

  今回、この「e-文書法」に対応し、企業における各種文書・帳票の情報管理とその効率を向上させる「e-文書ソリューション」を提供します。
  本ソリューションでは、「e-文書システム導入コンサルティングサービス」により、企業における各種文書・帳票の利用形態や特性といったライフサイクルに応じた電子化の指針や保存形態のコンサルテーションを行います。また、「e-文書管理システム・ベストプラクティススイーツ・サービス」により高いセキュリティレベルを持ち、電子化した各種文書・帳票の原本性を保証するe-文書管理システムの設計、構築を行います。なお、各種文書・帳票の電子化と長期保存に必要な「改ざん防止」と「非改ざん証明」は、長期にわたり電子署名の真正性を保証する技術「ヒステリシス署名」*2を採用しました。また、電子化文書の入力代行や保管代行、紙文書自体の保存・廃棄といったアウトソーシングサービスも必要に応じて提供します。
  これにより、ビジネスを進める上で必要とされる各種文書や帳票の印字・流通・保管にかかるコストが削減されるほか、業務フロー改善による業務効率向上や情報漏えい対策強化を図ることができます。さらに、将来想定されるe-文書を活用した企業間商取引にも対応可能となります。

 
*2 ヒステリシス署名 : 早稲田大学、横浜国立大学、東京電機大学、日立製作所で共同開発した電子署名の長期真正性証明技術
 

  「e-文書法」により、保険・証券・銀行・運輸・小売といった大量の紙を保管している業界で特に大きな効果が期待できます。日立は、企業における情報システム構築などの実績と信頼性をベースに、安心できるe-文書ライフサイクル管理を実現します。
  また、図面の電子化が進んでいる製造業でも、取引先との図面や関連書類の電子的な交換が容易になるなど、適用できる範囲は広がると考えており、日立グループ各社においても積極的に適用していきます。

 

「e-文書ソリューション」の特長

 
 

1. e-文書の生成から廃棄に至るまでのライフサイクル管理を実現

各種文書・帳票の生成や電子化から、利用/流通、保存、そして廃棄に至る文書のライフサイクルにおける各プロセスを、企業独自の利用形態などを踏まえたコンサルティングを行い、e-文書法に対応した最適なシステム構築を行います。また、文書の電子化や保存・廃棄などの各プロセスにおいてのアウトソーシングサービスも提供可能です。これにより、最適かつ効率的なe-文書ライフサイクル管理を実現します。

 

2. 業務効率も向上

企業全体における文書管理方法や利用形態までの業務分析を行い、電子化されない文書を含めた文書管理経費の削減やBPR*3による業務効率化を実現するビジネスモデルを提案します。また、将来想定されるe-文書を活用した企業間商取引などにも対応できるシステム構築を行います。これにより、単なる文書・帳票の電子化による紙文書の保管コスト削減だけではなく、業務の効率を向上させることが可能となります。

 

3. e-文書法に適応した高いセキュリティを確保

「ヒステリシス署名」など日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」で提供する各種ソリューションにより、長期保存や改ざん防止・非改ざん証明などを実現します。また、文書の保存や破棄においても、個人情報保護の観点などを加え、情報漏えいなどの防止も実現します。これにより、安心かつ安全に、各種文書・帳票を電子化することが可能となります。

 
*3 BPR(Business Process Reengineering) : 企業において業務内容や流れ、組織構造を分析し、最適化すること。
 
 

価格及び提供時期

 
サービス名称 メニュー 価格 提供時期
e-文書システム導入
コンサルティングサービス
e-文書管理診断サービス
個別
見積
2005年
4月1日
e-文書システム導入コンサル
e-文書管理システム・
ベストプラクティススイーツ・
サービス
e-文書管理システム方式・構成設計サービス
e-文書管理システム運用設計サービス
e-文書管理システム詳細設計サービス
e-文書管理システム構築サービス
 
 

販売目標

  今後3年間で売上高150億円

 

セキュリティソリューション「Secureplaza」について

  「Secureplaza」は、1998年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションは段階的に導入できるように9ステップに分類しており、ユーザーのセキュリティレベルに合わせて必要なステップだけを選択することもできます。

 

「ヒステリシス署名」について

  署名対象の文書だけでなく、前回までの署名データを加えたものを対象として署名を生成し、署名間に連鎖構造(相互依存関係)を持たせます。連鎖構造の整合性検証により、電子証明書の有効期限が過ぎた後も署名の検証が可能となります。ヒステリシス署名は、早稲田大学、横浜国立大学、東京電機大学、日立製作所の共同研究による成果です。

 

他社所有商標に関する表示

 
  • 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
 
 

お問い合わせ先

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
戦略事業企画室 (4月1日〜 経営戦略室 情報・通信政策本部) [担当:谷岡、川岡]
〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号(日立大森第二別館)
TEL : 03-5471-2687(ダイヤルイン)
 

 
 

以上

 
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