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2004年12月24日
株式会社日立製作所
住友商事株式会社
日立製作所・住友商事連合が
中国の北京地下鉄5号線用車両電気品を受注
住友商事株式会社(取締役社長:岡 素之)と株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦)は、このたび、中国北車集団永済電機廠と共同で、北京市軌道交通建設管理有限公司(契約窓口:国信招標有限責任公司)より、現在建設中の北京地下鉄5号線で使用される車両駆動用牽引システムなどの車両電気品32編成(192両分)を、総額約40億円で受注しました。
北京市は、市街地の交通渋滞の緩和や北京オリンピック開催に向けた都市交通整備を進めており、2008年までに200kmにおよぶ地下鉄ネットワークを完成させる予定です。北京地下鉄5号線は北京オリンピック開催に向けた大型プロジェクトの一つであり、既設の1号線、2号線(環状線)、13号線に続く北京市内第4の路線となります。今回、車両電気品を受注した5号線は、南の宋家庄駅を起点に太平庄北駅まで、市内を縦断する全長約27.6km、駅数22の路線で、2006年12月に全線開業する予定です。
今回の受注は、日立製作所・住友商事連合として2001年に受注した13号線用車両電気品に続くもので、日立製作所・住友商事連合の中国におけるこれまでの実績、技術、品質が評価されたものです。両社は、拡大する中国国内の都市交通需要に対応して、鉄道関連設備の拡販を進めており、各都市で進むインフラ整備を視野に入れながら、鉄道分野で更なる市場開拓を図っていきます。
以上