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2004年11月17日
イトーキの業務システムにリッチクライアント「Biz/Browser」を導入
- 基幹系とオープン系をシームレスに統合 -
日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:庄山悦彦、以下 日立)は、アクシスソフト株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:登坂 忍、以下 アクシスソフト)と技術協力し、株式会社イトーキ(本社:大阪府大阪市、社長:鈴木 昭、以下 イトーキ)の企業システムプラットフォームとして、エンタープライズサーバ「AP8000」上で稼働する基幹系業務システムのフロントエンドに、アクシスソフト製リッチクライアント「Biz/Browser」を導入したシステムを構築しました。
今回イトーキでは、2004年11月より本格稼動する経理・会計仕訳システムに「Biz/Browser」を先行導入し、2004年12月より全社規模で1,200ライセンスの導入を計画しています。
イトーキは21世紀の新コンセプトとして「Ud&EcoStyle(ユーデコスタイル:ユニバーサルデザインとエコスタイルの造語)」を提唱していますが、本コンセプトを製品開発のみならず、企業全体の業務システムにも適用し、さまざまな情報システムにおけるTCOの削減とユーザビリティの向上を目指しています。その一環として、同社は2003年に「AP8000」上で稼働する物流システムを「Hitachi Web Server for VOS3」の適用によりWeb化し、従来のエミュレータ入力に加えてWebブラウザ(HTML)入力を可能にしました。これにより、同社は社内ポータルへ基幹系業務システムを統合し、業務効率の向上を目指しました。
しかし、Webブラウザ(HTML)入力は、エミュレータ入力に比べて画面表現力が豊かになる反面、画面表示レスポンスが遅くなるという問題があったため、Webブラウザ(HTML)入力へ移行せず、基幹系業務システムを行うときは社内ポータルの外へ一度出て、エミュレータを起動するユーザーも多いのが現状でした。
このようなWebブラウザ(HTML)入力における画面表示レスポンスの問題を解決し、ユーザビリティを向上させるため、日立はアクシスソフトと技術協力し、システムのフロントエンドのプラットフォームとして、業務システムに実績のあるリッチクライアント「Biz/Browser」の適用を提案し、イトーキの基幹系業務システムに採用されました。
その結果、1)画面表示高速レスポンスの実現、2)Fnキー(ファンクションキー)などキーボードの割当てが可能、3)伝票入力などの業務オペレーションに適した機能の充実、4)データの細かいエラーチェックができ、信頼性のあるデータ生成が可能になるなど、従来のエミュレータ入力のユーザビリティを損なわず、オープン系システムと基幹系システムを社内ポータル上でシームレスに統合し、快適な業務オペレーションが行えるようになりました。
また、エミュレータ入力時の問題点であった、1)表示文字制限の問題、2)画面レイアウトの不自由さ、3)ライセンス・コストの問題などを解決することもできました。
日立は今回のイトーキへの「Biz/Browser」導入を皮切りに、基幹系システムのこれまでの既存資産を有効に活用し、エミュレータを利用した業務システムからWeb化への移行ニーズに柔軟に対応できる、「Biz/Browser」を利用したWebソリューションを本格展開してまいります。
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商標表記 |
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Biz/Browserは、アクシスソフト株式会社の商標です。 |
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その他記載の会社名,製品名は,それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 |
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関連情報 |
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問合せ先 E-mail |
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株式会社 日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ
ソリューション統括本部 マーケティング部 [担当:武子(たけし)]
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以上