ヘッダをスキップ  Global Sites
    お問い合わせ    ニュースリリース    サイトマップ Japan Site
ここからグローバル・ナビゲーション |  ホーム  |  製品・サービス  |  日立について   |グローバル・ナビゲーションここまで


ページタイトル

ニュースリリース

印刷される方はこちらをご覧ください(PDF形式、24Kbyte)


ここから本文
 
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
 
2004年10月19日
 

秘密分散法を適用した情報漏えい防止ソリューション
「電子割符データエスクロー」の提供開始

 
 
 
  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、このたび、日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)の「情報漏えい防止ソリューション」のラインアップに、「電子割符データエスクロー」を追加し、10月21日から提供開始します。
  従来は、表計算や文書など重要なデータの情報漏えいを防止する方法として、データファイル自体を暗号化し保存していました。今回提供する「電子割符データエスクロー」では、秘密分散法*1を適用した保存方法を採用し、データファイルだけでなくシステムファイルを除くプログラム、ファイル、データベースを保存したフォルダーまでを対象とし、それらを物理的にPCのローカルフォルダー、専用USBフラッシュメモリ、そしてLAN接続された「電子割符データエスクロー」の管理サーバ(以下 エスクローサーバー)の3つに情報を分割(割符化)して保存します。復元には2つ以上の割符が必要なため、PCの盗難や専用USBフラッシュメモリの紛失があっても重要な情報の漏えいを防止することが可能となるほか、高いセキュリティ特性を活かした外部アクセスやデータ転送といったさまざまな機能を提供します。
  なお、本ソリューションは、既存の認証やセキュリティ環境に付加する(アドオン)することが可能です。そのため既存のセキュリティ環境を維持したまま、情報漏えいを防止するといったセキュリティレベルが格段に向上した環境を実現します。
 
 
*1 秘密分散法 : 電子情報を任意に分割・統合する数学的理論
 
 

「電子割符データエスクロー」の特長

 
1. 秘密分散法を適用した高いセキュリティ
 
セキュリティを確保したい重要なファイルやフォルダーを分解・圧縮し、それを分割(割符化)してPCと専用USBフラッシュメモリ、そしてエスクローサーバーの3つに保存します。復元には2つ以上の割符が必要なため、PCの盗難があっても情報の漏えいを防止するほか、ネットワークを介して復元する際に途中でデータが漏えいしても、1つだけでは復元不可能であるなど、高いセキュリティを確保します。
 
2. 高いセキュリティレベルによる情報受け渡しを実現する3つの機能を提供
 
(1)「一時預り機能」により外出先からのデータ閲覧を実現
 
専用USBフラッシュメモリと認証の後にネットワーク経由でアクセスしたエスクローサーバーの2つでの復元も可能なため、出張時や自宅からでもPCを持ち歩かずに資料を閲覧することも可能です。万が一、エスクローサーバーから転送されてきたデータが漏えいしてもそれだけではデータを復元できないため、高いセキュリティレベルを維持しながら、外出先での閲覧や更新が可能となります。
 
(2)「情報保管機能」により分散バックアップを実現
 
重要かつ長期保存を必要とするデータを、複数のエスクローサーバーに分散して保存することが可能です。そのため、重要なデータの漏えいを防止するほか、今後整備される電子文書の保存に関する法体系にも対応します。
 
(3)「指名公開機能」により確実なデータ転送環境を実現
 
人事や財務といった重要度の高いデータを転送する場合に、クライアントPCにインストールされた「電子割符データエスクロー」クライアントソフトウェアを通じて特定個人に閲覧権限を許可することが可能です。閲覧を許可された特定個人は、複数のエスクローサーバーにアクセスし、保存されたデータを復元して初めて閲覧が可能となるため、重要なデータの漏えいを防止可能です。
 
3. 大容量のデータファイルでも対応可能
 
何百MBものデータを分解・圧縮し、分割(割符化)する場合、10%程度を専用USBフラッシュメモリに保存するように設定可能です。これにより、専用USBフラッシュメモリの容量不足から、大容量のデータファイルが保存できないということを回避可能です。
(専用USBフラッシュメモリは256MB/512MB/1GBを用意)
 
 

価格及び提供時期

 
サービス 内訳 価格*2 提供時期
電子割符
データ
エスクロー
ベーシック
システム*3
・電子割符一時預り機能 400,000円〜
(税抜:380,000円〜)
2004年
10月21日
情報保管
システム*3
・電子割符一時預り機能
・情報保管機能
550,000円〜
(税抜:523,000円〜)
指名公開
システム*3
・電子割符一時預り機能
・指名公開機能
650,000円〜
(税抜:618,000円〜)
マスター
システム*3
・電子割符一時預り機能
・情報保管機能
・指名公開機能
800,000円〜
(税抜:760,000円〜)
追加
クライアント
・10ユーザーライセンス 180,000円〜
(税抜:171,000円〜)
構築サービス ・コンサルティング
・エスクローサーバー設定
個別見積
 
 
*2 本価格には、エスクローサーバーとPCの代金は含まれません。
*3 インストールCD、USBフラッシュメモリ(256MB)、マニュアル、標準キッティンク゛(USB保護領域設定(100%)、初期パスワード固定)の10ユーザーライセンス分が含まれています。
 
* 稼働環境 :
エスクローサーバー : Linux (RedHat V3.0)
クライアントPC : Microsoft Windows XP Professional SP1及び Windows 2000 Professional SP4
 
 

セキュリティソリューション「Secureplaza」について

 
  「Secureplaza」は、1999年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションは段階的に導入できるように9ステップに分類しており、ユーザーのセキュリティレベルに合わせて必要なステップだけを選択することもできます。
 
 

他社所有商標に関する表示

 
Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hatは米国およびその他の国でRed Hat,Inc.の登録商標または商標です。
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
 
 

関連情報

 
セキュリティソリューション「Secureplaza」のホームページ
 
 

お問い合わせ先

 
株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
ビジネスイノベーション営業本部 [担当:平川、隈元]
〒140-8573 東京都品川区南大井6丁目26番2号大森ベルポートB館
TEL : 03-5471-2873(ダイヤルイン)
 
メールを送る E-Mail : warifu_bi@ml.itg.hitachi.co.jp
 
 
以上
 
アドビ・リーダーのダウンロード PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)のAdobe(R) Reader(R)が必要です。
 
本文ここまで


日立トップページへ

検索 by Google

 > 詳細な検索
ここからローカル・ナビゲーション
ニュースリリース総合

経営

決算

コメント

人事

研究開発

電子デバイス

情報通信

電力・産業システム

計測器・半導体製造装置

デジタルメディア

白物家電

新規事業ほか
ローカル・ナビゲーションここまで




ページトップへ

 
ここからフッタ  | サイトの利用条件 | 個人情報保護ポリシー | 更新履歴 | フッタここまで

© Hitachi, Ltd. 1994, 2004. All rights reserved.