このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2004年8月3日
欧州総代表に
サー・スティーブン・ゴマソール氏(前駐日英国大使)が就任
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山悦彦 以下日立)は、前駐日英国大使である、サー・スティーブン・ゴマソール氏を、欧州総代表に迎えることを決定しました。
日立は2003年4月に、北米、欧州、中国の各地域毎に、社会や顧客に対する日立グループとしての代表機能をもつ地域総代表制度を創設し、それぞれの地域特性にそった事業戦略に基づき、世界の各地域における「真の現地企業」としての発展を目指しています。各地域においては、日立グループ一丸となって事業に取り組むことで、グループとしてのシナジーを発揮すべく、地域内現地法人の代表者が一堂に会する地域総代表会議を開催しています。さらに中国においては、2004年10月から11月にかけて「日立展2004」を北京、上海、広州の3都市で実施し、日立グループの総合力をアピールする予定です。
このたび、14年に亘って日本に駐在され、日英両国の産業や市場、文化などに対して比類なき知識をお持ちのゴマソール氏を欧州総代表として迎えることは、こうした地域戦略の一環です。日立は、欧州総代表としてのゴマソール氏に対し、日立が欧州でさらなる成長を果たし、より高い評価を勝ち得るために、欧州地域における重要なステークホルダーにおける日立の理解を促進するとともに、「真の欧州企業」への進化を推進することを期待しています。
日立の欧州における事業活動は、主としてEU市場を中心に行われていますが、東欧やロシア、中東地域やアフリカの市場もカバーしています。欧州総代表は、日立グループのこの欧州地域での活動に関して、主に3つの役割を持っています。1つはグループとしての欧州社会や重要顧客との連携の強化、2つ目はグループワイドでの欧州地域における事業戦略の立案、3つ目は欧州におけるIT戦略や、ブランドマネジメント、輸出入管理などについての取り纏めです。
このたびゴマソール氏が欧州総代表に就任することにあたって、日立の執行役専務である中西宏明は次のようにコメントしています。
「日立は、欧州地域におけるさらなる事業拡大と、日立グループの認知度の拡大を目指しています。様々な経験をお持ちのゴマソール氏が欧州総代表に就任されることによって、我々の可能性はさらに高まるものと期待しています。」
また、ゴマソール氏は欧州総代表就任にあたって、次のようにコメントしています。
「世界的なソリューションプロバイダーである日立の、欧州地域における事業拡大に向けて重要な役割を務めることができることを、大変嬉しく思っています。日立はこれまでにグローバル化に向けた革新を進めてきており、『真の欧州企業』を目指しています。私は日立の目標達成に貢献することを楽しみにしています。」
ゴマソール氏の略歴
サー・スティーブン・ゴマソール
生年月日 |
1948年1月生まれ、56歳。 |
学歴 |
ケンブリッジ大学院(文学修士課程修了)
米スタンフォード大学院(文学修士課程修了)
|
職歴 |
1970年 英国外務省入省
1972年 - 77年 駐日英国大使館 三等、後に一等書記官
1979年 - 82年 国璽尚書付秘書官
1982年 - 86年 駐米英国大使館 一等書記官
1986年 - 90年 駐日英国大使館 経済参事官
1990年 - 94年 外務省安保政策課長
1994年 - 98年 英国国連代表部 副代表
1998年 - 99年 外務省国際安保担当責任者
1999年7月 駐日英国大使
2004年7月 駐日英国大使退任 |
|
以上