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2004年7月2日
日立と伊藤忠が中国・華電電力鄒県発電所第4期用発電設備を受注
日立製作所 電力グループ(グループ長&CEO:眞野 重治/以下、日立)は、子会社のバブコック日立株式会社(取締役社長:小川 隼人)、伊藤忠商事株式会社(取締役社長:小林 栄三/以下、伊藤忠)および中華人民共和国(以下、中国)東方電気集団公司と共同で、中国華電電力公司が山東省に建設する、鄒県発電所第4期用発電設備(ボイラ/タービン/発電機、それぞれ2台)を受注しました。契約金額は約100億円で、2005年6月以降順次機器を出荷し、2008年に商業運転を開始する予定です。鄒県発電所第4期は100万kWの超々臨界圧石炭火力発電設備であり、火力発電設備としては最大級の容量となります。今回の受注に際し日立は、この超々臨界圧技術を東方電気集団公司に移転する契約を同時に締結し、将来の国産化に協力します。
現在中国では、高い経済成長力を背景に、電力需要が年々増加しています。このような電力需要に対応するため、現在4億kWの電力設備容量を、2020年までに9億5千万kWまで増加させるという計画が策定されるなど、積極的な電力設備建設を進めています。
日立と伊藤忠は、中国の三大重電メーカの一つである東方電気集団公司と、1991年に日本メーカとして初めて60万kW亜臨界タービン発電機の技術移転契約を締結し、2002年には60万kW超臨界タービン発電機の技術移転を行っています。その結果、山西省王曲発電所60万kWなど6件を受注、2004年度には 1991年からの累計受注高が1,000億円を超える見込みです。
今後も日立は、東方電気集団公司との提携を中心に中国電力市場への積極的な事業展開を行い、受注拡大に努めます。
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株式会社日立製作所 電力グループ 国際電力営業本部 アジア部 [担当:小久保]
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以上