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2004年6月9日
経営判断の迅速化を支援する
製造業向け経営情報可視化ソフトウェア
経営コックピット「SOFIAWING」を提供開始
損益データの日次把握や売上高の予測シミュレーションなどにより、
迅速な経営判断を支援
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川一夫、以下、日立)は、Web上で企業の経営情報を統合的に可視化し、経営判断の迅速化を支援する製造業向け経営情報可視化ソフトウェア 経営コックピット「SOFIAWING(ソフィアウィング)」(以下、SOFIAWING)を本日から販売開始します。
「SOFIAWING」は、ERP*1やSCM*2などで得られる受注、売上げ、損益などの経営情報について、過去の実績値・現在値・将来の計画値を統合的に管理し、さらに日次の損益データや予測した経営情報を可視化する各種機能により、経営判断の迅速化を支援します。
*1 |
ERP(Enterprise Resource Planning):経営資源の観点から企業全体を統合的に管理し経営の効率化を図る手法 |
*2 |
SCM(Supply Chain Management):資材調達、在庫管理等の企業活動を総合的に管理することでコスト削減を目指す管理手法 |
近年、企業は市場変化に即応できる迅速な経営判断を求められています。そのためには、ERPやSCMなどと連携し、経営情報を統合的かつリアルタイムに収集して、収集した経営情報の分析・予測・情報共有が可能なシステムの実現が重要です。しかし、従来の経営判断の元になる情報は、ERPやSCMから得た情報を個別に利用し、また、月次での損益管理など前月時点で集計したものを使用することが多い状況でした。このため、最新状況からはタイムラグを生じ、情報の鮮度の高い日次での損益管理や、在庫・売上げの予測までを対象とした経営情報を可視化することが課題となっていました。
日立はこれらの課題に対応するため、社内の事業所などで導入した経営管理ノウハウやシステム技術を適用し、経営情報を統合的に可視化して経営判断の迅速化を支援する製品として提供するものです。
「SOFIAWING」の主な特長
「SOFIAWING」は、ERPやSCMなどと連携し、予算、計画、実績値などの経営情報を各種の可視化機能によりWeb上に様々な形態で表示できます。
1.リアルタイムな経営情報の把握や、計画値未達要因の迅速な追跡が可能
月次/日次表示機能は、製品別売上高、原価、損益、拠点別在庫データ、棚卸資産などの各種経営情報を、事業拠点別、製品別など7階層まで分解し、鮮度の高い日次の情報で表示できます。また、アラーム機能は、例えば予算数値に対し未達成の製品や拠点などについて達成率に応じた色別のアラームを表示し、更にドリルダウン機能を用いて、どこの拠点のどの製品のいつの数値が未達成の要因となっているかなどについて、画面上から追跡しすぐに特定できます。
2.多彩な表示機能で予測値のグラフ表示や過去数値との比較も可能
各経営情報について、実績数値と計画数値を元に月末、四半期末、期末の各期間毎の達成度予測をグラフ表示できるほか、蓄積されている過去の経営情報から年度や期、四半期、月単位での同時期比較や、特定の期間や製品、拠点などの各種条件を指定した詳細表示が可能です。
3.シミュレーション機能による見通し数値変更時の売上高予測が可能
ERPやSCMなどの経営情報から計画値を取込むことで、価格、生産計画数値を変更した場合の売上高のシミュレーションが可能です。
また今後は、可視化する経営情報に顧客満足、業務プロセスなどの非財務指標を加えたBSC*3支援機能の提供を予定しています。
*3 |
:BSC(Balanced Scorecard):売上高や損益など、従来は財務的な情報で示されることの多かった業績評価指標について、顧客満足度や 業務プロセスなどの指標を加え、企業戦略を多面的に評価する考え方 |
標準価格・出荷時期
製品名 |
概要 |
標準価格 |
出荷
時期 |
経営コックピット
SOFIAWING
基本機能 |
・日次/月次の経営情報表示、アラーム表示機能
・予測値グラフ表示機能
・既存データ活用機能 |
1,785万円
(税抜1,700万円) |
6月9日 |
経営コックピット
SOFIAWING
シミュレーション機能 |
・売上高・損益数値のシミュレーション他 |
315万円
(税抜300万円) |
6月9日 |
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関連サービス
サービス名 |
内容 |
導入コンサルティング |
導入計画、データウェアハウス設計、既存システム連携に関するコンサルティング |
システム導入サポート |
環境構築、システム構築、運用設計に関する支援 |
運用・保守サポート |
問合せサポートサービス |
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「SOFIAWING」の前提ソフトウェア
サーバ |
OS |
Windows2000 Server |
アプリケーションサーバー |
Cosminexus Application Server 5.0 |
データベース |
Oracle 9i |
グラフツール |
JClass ServerChart |
ETLツール |
DataStage 7.0 |
クライアント |
OS |
Windows 2000 Professional Windows XP Professional |
Webブラウザ |
Internet Explorer 5.5以上 |
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* |
システムインテグレーション費用については個別見積。また、前提ソフトウェアは製品価格に含まれていません。 |
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他社商品名称に関する表示
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Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 |
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Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。 |
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Microsoft Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationにおける登録商標です。 |
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ORACLEは、米国Oracle Corporation の登録商標です。 |
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Oracle9iは、米国Oracle Corporationの商標です。 |
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JClass、JClass ServerChart、JClass ServerReportは米国Quest Software Inc.の商標または登録商標です。 |
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GrapeCityおよびPowerToolsはグレープシティ株式会社の登録商標です。 |
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その他記載のソフトウェア及びハードウェアの名称等は各社の商品名称または登録商標です。 |
| | お問い合わせ先 |
株式会社 日立製作所 産業システム事業部
Eプロソリューションセンタ [担当:西山、角田]
〒140-8573 東京都品川区南大井6-26-2 大森ベルポートB館
電話 : 03-5471-2121(ダイヤルイン)
以上