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2004年4月1日
株式会社日立製作所
執行役社長 庄山悦彦
Hitachi Welcoming Ceremony 2004 社長メッセージ（抜粋）
私は社長就任以来、世界中のお客様にとっての「ベスト・ソリューション・パートナー」であることをめざしてきました。ベスト・ソリューション・パートナーとは、「他社の追随を許さない高度で広がりのある技術力と提案力を持ち、ユニークなハード製品、サービス、的確なソリューションを提供することで、お客様や社会にとって、他社には代替することのできない存在になる」ということです。日立のコーポレート・ステートメント「Inspire the Next」は、「日立にしかできない、日立だからこそできる」最新の製品やシステム、サービスを通して次の時代に息吹を与え続け、新たな挑戦によって便利で快適な社会の実現をめざしたいという精神であります。「私たちは社会の発展、人々の快適な生活に貢献し、世界中のお客様からもっとも信頼される会社になるように今後も邁進していきます。」という宣言なのです。
私たちは、「ベスト・ソリューション・パートナー」となるために、昨年4月より中期経営計画「i.e.HITACHIプランII」を進めており、日立として強さが発揮できる領域に経営資源を集中しています。その一つは、「新時代のライフラインを支えるソリューション事業」であり、もう一つは「高度技術グローバル製品」の領域です。日立だからこそできる、この二つの分野に注力し、相互シナジーを発揮した姿が「ベスト・ソリューション・パートナー」日立であり、新入社員の皆さんには、日立の一員として、誇りを持って活躍して欲しいと思います。
「ベスト・ソリューション・パートナー」をめざす日立の一員として新入社員の皆さんに期待することは、「信頼されること」「価値創造を意識し、実践していくこと」「夢を持って自ら提案し、行動する人になること」「専門性に加えて、柔軟な発想で、1つといわずにいくつでも基軸を持ったπ(パイ)型人間をめざすこと」「グローバル化を常に意識すること」、以上5つです。
新入社員の皆さんが、これら5つのことを自らの目標とし、実現に向かって努力・実践していけば、日立は社会の「ベスト・ソリューション・パートナー」としてグローバル市場で確固たる地位を築き、世の中の様々な困難を解決し、世界中の人々を幸せにしていくことに貢献できると信じています。これが、皆さんと日立が世の中から存在価値を認められることなのです。私たちの使命実現のため、一緒に頑張りましょう。
以上
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