■新製品の特徴 |
1. |
高性能プロセッサ搭載による処理性能の向上(HF-W2000、HF-W6500) |
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高性能を実現する大容量1MBの2次キャッシュ、システムバスクロック400MHzのインテル(R)Pentium(R)Mプロセッサ(1.6GHz)を採用したほか、高速DDR SDRAMメモリー(最大2GBまで搭載可能)により処理性能を大幅に向上しました。また、「HF-W6500」では、2次キャッシュ512KB、システムバスクロック400MHzのインテル(R)Celeron(R)Mプロセッサ(1.3GHz)搭載モデルも選択可能です。 |
2. |
製造装置等への組み込みや併設に適したコンパクト設計(HF-W2000) |
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「HF-W2000」は当社従来機と比較し容積約1/2のコンパクト化を実現したことで、生産ラインなどでの各種製造装置・機器などへの組み込みや併設する用途に適しています。 |
3. |
高い信頼性の確保(HF-W2000、HF-W6500) |
(1) |
高信頼部品の採用 |
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24時間の連続運転や長期使用を想定し、長寿命ファン、電源装置に加えコネクタやコンデンサ等の部品レベルまで吟味した高い信頼性に加え、温度試験などの実施により、安定した稼動性を確保しています。 |
(2) |
障害解析機能の充実 |
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本体の状態監視や障害発生時の検知など充実したRAS機能や、障害原因の究明を強力にサポートするメモリダンプ機能を標準搭載したほか、オプションとしてOS上で長期間動作させるプログラムのメモリリーク解析に有効な日立製メモリ監視ツール「Memory Checker」、システム障害を検出すると自動的に障害の復旧を行う日立製障害監視ソフトウェア「RunWatcher」を用意しました。 |
4. |
Wake on LANTM機能搭載による運用省力化(HF-W2000、HF-W6500) |
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LANを通じて遠隔操作で電源を投入できるWake on LANTM機能を標準で搭載したことにより、運用の省力化を図っています。 |
5. |
長期安定供給と充実した保守サービスを提供(HF-W2000、HF-W6500) |
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発売開始後3年間にわたり安定した製品供給を行います。また、保守サービスとしてセンドバック保守からオンサイト保守までをメニュー化し、「HF-W2000」は納入後最長7年間、「HF-W6500」は納入後最長10年間の保守契約が可能です。 |
6. |
高い拡張性を確保(HF-W6500) |
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「HF-W6500」では従来機種の拡張性を継承し、PCI×2(ロングサイズ)、PCI×2(ハーフサイズ)、PCI/ISA×1(ロングサイズ)、ISA×1(ロングサイズ)の最大合計6個の空き拡張バススロット(*1)を装備しています。また、汎用5型ベイを搭載しているため、市販のデバイスも実装可能です。
*1:5型ベイ実装時は変更となります。添付仕様を参照ください。 |
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7. |
海外の安全規格にも対応(HF-W2000、HF-W6500) |
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UL/CSA/CEマークなどの海外安全規格に準拠しているほか、新たに中国CCC規格をサポート予定です。 |
■略語説明 |
USB:Universal Serial Bus |
(外部機器接続用シリアルインターフェース) |
IDE:Integrated Device Electronics |
(ハードディスクやCD-ROMドライブを接続するインターフェース) |
DDR SDRAM:Duble data rate SDRAM |
(CPUクロックの立上りと立下りの2つの契機で書込み/読出し可能なメモリー) |
RAS:Reliability,Availability,Serviceability |
(信頼度、保守性、可用性) |
PCI:Peripheral Component Interconnect |
(PCI Special Interest Groupにより策定されたバス規格) |
ISA:Industry Standard Architecture |
(IEEEにより標準化されたバス規格) |
ECC:Error Correcting Code |
(データのビット誤りを検出・訂正するためのコード) |
HDD:Hard Disk Drive |
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LAN:Local Area Network |
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