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2004年1月5日
日立ホーム&ライフソリューション株式会社
取締役社長 瀬端久仁雄
社長年頭メッセージ(抜粋)
皆さん、明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり、皆さんに幾つかのことを申しあげたいと思います。
まず、一昨年4月の当社の出発以来、社員の皆さんには懸命に努力して頂いているにも関わらず、業績が低迷して、皆さんに大きな苦労、負担をおかけしていることに対して、経営にあたっている役員を代表して、お詫びを申しあげます。
さて、当社では様々な努力を続けて参りましたが、昨年は早期優遇退職制度などの構造改革を余儀なくされるなど、業績が低迷しているわけです。今こそ、2年前の創業時の気概を想い起こし、次の2点をお願いしたいと思います。
第一に2003年度下期の黒字化であります。2004年度通期の黒字化のためには、今年度の下期には経常利益ベースで黒字化を達成したい。これを、皆さんに改めてお願いしたいと思います。何としてもやり遂げましょう。
第二に、創業以来、お客様のために何ができるかを一人ひとり考えようと、スローガン、「Change for Our Customers」を掲げて改革を進めてきましたが、残念ながらまだ道半ばという状況にあります。どうぞ、改革の旗を降ろすことなく、日立グループのコンシューマ事業の魁として、積極的に改革を推進して頂きたいと思います。
新年に当たり、役員を代表して、皆さんにお詫びを申しあげ、再スタートへのご協力をお願い致しました。従来から私は、当社の担当する家電事業は、日立グループ全体にとり、大変に重要なブランドだと信じています。人々の生活基盤を支えていくためには、必ずや当社の事業はグループの中核になるものと信じます。
この1年の皆さんとご家族のご健康を祈念して、新年のご挨拶の結びとします。
以上