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2003年12月11日
日立ホーム&ライフソリューション株式会社
ホームネットワーク技術を活用した生活サポート
「ホラソ(*1)ネットワーク」事業を開始
―異業種と提携し、生活密着型のサービスを順次拡充―
日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:瀬端久仁雄、以下 日立 H&L)は、"便利・快適・健康・安全"をキーワードに、ECHONET(*2)準拠、小電力無線を採用した「ホラソネットワーク」システムを新たに開発しました。まず第1弾として、12月12日より、通信アダプタセット(通信アダプタ、リモコンのセット)ネットワーク対応洗濯乾燥機、冷蔵庫、レンジ、ヒートポンプ給湯機の受注を開始します。以降、ネットワーク対応エアコン、センサー、照明についても順次ラインアップ化を計画しています。
日立H&Lは本年4月、全国の販売会社(9社)、システム会社(6社)、サービス会社(8社)を統合して、日立コンシューママーケティング株式会社(以下日立CM)を設立して、様々なソリューション事業の体制強化等にも努めてきました。これは少子高齢化の加速、安全や健康志向の高まり、インターネットの普及などに伴い、省エネ、シニア、セキュリティー等をキーワードにした新しい事業機会に対応することも大きな目的の一つです。
今回のサービス事業は、家庭でのインターネット常時接続を前提条件としているため、日立H&Lでもシステム保守やメンテナンス体制が必要となります。このため販売は日立CMからエンジニアリングやサービスを含めた提案を行うなど、受注形式で営業活動を開始します。
また、「ホラソネットワーク」はインターネットとの親和性が高いために、日立H&Lの持つインターネットショッピングモール「ホラソ.com」(www.horaso.com)を通じ、この新しいサービスの普及促進を進め、必要に応じてネットワーク機器の受注も行います。
さらに今回、ホラソネットワーク対応の各種製品について日本電気株式会社(以下 NEC)と、インターネットにおける販売の分野で連携することで合意しました。NECが運営するショッピングサイト「BIGLOBEストア」(*3)にて2004年1月より、日立H&Lのネットワーク対応製品の販売を開始いたします。
一方、サービス開始にあたり、電話健康相談の専門会社、ティーペック株式会社(以下ティーペック)と提携して、「ホラソネットワーク」の会員向けサービスメニューとして、「健康医療相談サービス」を提供することで合意しました。
ティーペックは、平成元年(1989年)に、日本で最初に設立された健康サポートサービス会社です。現在では聖路加国際病院理事長の日野原重明氏、元東京大学医学部教授の大島正光氏を特別顧問に迎え、業界最大手のサービサーとして、全国の様々な方々からの問い合わせに対応しています。
今回開始するサービスは、医師をはじめ、看護師、保健師などの医療専門職が24時間・年中無休で会員の相談に、直接電話でお答えする「ハロー健康相談24」(R)です。「ホラソネットワーク」会員は、気になる身体の症状、治療、母子健康・育児、家庭看護・介護などの相談に、幅広く、的確なアドバイスを受けることが可能になります。
今後とも、日立H&Lとしては、同・異業種を問わず、様々な企業に対して、開発した機器、システム及びプラットフォームを提供し、さらに多くのパートナーとの提携や新たな機器の開発やサービスの開発を通して、総合的な生活サポート事業を展開していきたいと考えています。
(*1)ホラソ |
日立ホーム&ライフソリューションからの造語でネットワーク技術を活用した新しい生活サポートサービスを象徴化する意味が込められています。 |
(*2) |
Energy Conservation and Homecare Networkの略。白物家電製品・住宅設備機器向けのホームネットワークシステムの規格。「エコーネット」「ECHONET」は、エコーネットコンソーシアムの商標です。 |
以上