このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。 |
2003年12月16日
株式会社 ヨロズ
株式会社 日立製作所
ヨロズが日立製作所に情報システムをアウトソーシング
株式会社 ヨロズ(取締役社長:志藤 昭彦、以下、ヨロズ)と株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下、日立)は、ヨロズの情報システムの開発、保守、運用を日立にアウトソーシングすることについて合意し、2004年1月1日からサービスを開始します。契約期間は2004年1月から10年間の予定です。
現在、厳しい経営環境が続く中で生き残りをかけた業界競争に直面する各企業にとって、経営資源をコアコンピタンスに集中することが大きな経営課題となっています。一方、こうした経営環境のもとで、常に最新のITを駆使した情報システムを活用していくことが、企業間競争を勝ち抜くための必須条件となりつつあり、この二つの課題を解決するために、情報システムのアウトソーシングをする企業が増加しています。
ヨロズは、1948年の創業以来、自動車用プレス部品メーカーとして、事業の充実を図ってきており、現在では世界有数のサスペンションメーカーとして国際的に高い評価を得ております。大きな変革期を迎えている自動車業界において、部品メーカーは自動車メーカー各社から「競争力No.1の部品造り」と「信頼される経営」を求められる厳しい競争環境の中にあります。ヨロズではこのような状況下、ITを最大活用した生産管理を中心とした全社システムの構築・提案による事業の一層の拡充と、経営情報システムの一段の高度化を促進して経営体質の強化を目指しています。今回の合意により戦略的な経営資源の集中と最新のITの利用が可能となり、引き続き高い成長を目指す体制が整います。
日立は、1994年3月から情報システムのアウトソーシング事業を開始し、情報システムの分析や見直し、企画・開発から運用、保守までを含めたフルアウトーソシングサービスを軸に、アウトソーシング事業を積極的に推進しています。また、2003年1月に発表した日立の中期経営改革「i.e.HITACHIプランII」でも、アウトソーシング事業を注力事業と位置付け、更なる事業の拡大を図っています。
今回の合意に伴い、ヨロズには経営企画の中枢部門内にCIO機能だけを残し、ヨロズの現行情報システム部門の要員11名が、日立の子会社である、株式会社日立ハイシステム21(代表取締役社長:高橋 武紀)に出向しサービスを提供します。これにより、日立はヨロズの情報システム部門の強化に貢献していきます。日立ハイシステム21は、2003年11月に総合物流会社である株式会社バンテックに続くアウトソーシング受託により、既に過去十数年行ってきた移動通信系のアウトソーシング事業に新たに製造業の事業が加わることになり、幅広くお客様のニーズに応えられる事業体制とサービスレベルの向上を追及していきます。
■株式会社 日立ハイシステム21概要 |
・本社 |
: |
神奈川県横浜市 |
・事業内容 |
: |
経営情報システムに特化した専門企業として、金融システム開発、制御系システム開発、ソフトウェアパッケージ事業、及びアウトソーシング事業を推進。 |
・ホームページ |
: |
http://www.hs21.co.jp/ |
以上