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2003年11月6日
第17回日米欧教諭交流プログラムにおける
欧州からの教諭来日について
日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦)は、当社が推進している日米欧教諭交流プログラム「HISTEP(ハイステップ)」(Hitachi International School Teachers Exchange Program)の一環として、11月9日(日)から11月21日(金)までの約2週間にわたり、欧州から4名の教諭(イギリス1名、ドイツ1名、フランス1名、スペイン1名)を招聘し、日本での交流プログラムを実施します。
今回の「HISTEP」訪日プログラムで、欧州の教諭は、日立市およびひたちなか市の学校訪問や授業参観、自国(欧州)の生徒たちの生活ぶりや文化等を紹介する体験授業のほか、両市の教諭や教育関係者との討論・質疑応答、週末のホームステイを行います。また、東京での学校訪問や塾の見学等も実施します。こうした経験を通じて、日本の教諭や生徒、コミュニティとの間で双方の社会・文化・教育事情等に対する理解促進を図ります。また教諭が自らの体験を生徒に伝えることを通じて、日本と欧州各国の子供たちがお互いの文化を理解し合うことも目指しています。これまでにも、派遣された教諭が橋渡しとなって、日本とアメリカや欧州の生徒が、電子メールの交換を通じて交流を深めるといった成果が出てきています。
HISTEPは、当社が1987年から実施しているプログラムで、日本とアメリカ、欧州各国の中学、高校教諭を相互に派遣し、お互いの文化や教育への理解を深めるものです。春に茨城県日立市およびひたちなか市の教諭をアメリカ、欧州へ派遣し、夏にアメリカ、欧州の教諭を日本で受け入れます。派遣期間は、それぞれ約2週間です。本プログラムはこれまでに16回実施しており、のべ69名の日本の教諭、同126名の欧米の教諭が交流してきました。
本年度は、当初3月末に日立市、ひたちなか市の教諭7名を欧米に派遣し、6月末に欧米人教諭を招聘する予定でしたが、イラク戦争等の影響を受けて延期となり、最終的に11月に欧州教諭4名の招聘を本年度のプログラムとして実施することになりました。
■欧州教諭の選定について
27歳から45歳までの健康な方で、かつ英語でコミュニケーションができること、プログラム参加後、最低5年間は教鞭をとる予定であること等を条件としています。募集および選定は、当社の事業所がある地域、地元の自治体教育担当部署や教育委員会を通じて行います。
HISTEPホームページ(英語):http://www12.big.or.jp/~htcpa/histep/index.html
氏名 |
出身 |
担当科目 |
Ms. Shelagh Fitzgerald |
イギリス/マンチェスター |
歴史、体育 |
Mr. Markus Busmann |
ドイツ/デュッセルドルフ |
ドイツ語、歴史、政治 |
Mr. Pascal Cudicio |
フランス/オルレアン |
英語、フランス語 |
Ms. Sonia Ramon |
スペイン/バルセロナ |
英語 |
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日にち |
日程 |
11/ 9(日) |
各国から教諭来日 |
11/10(月) |
日立本社にてオリエンテーション
日立市へ移動 |
11/11(火) |
日立市長表敬訪問
日立市教育委員会訪問
日立市立泉丘中学校訪問 |
11/12(水) |
ひたちなか市長表敬訪問
ひたちなか市教育委員会訪問
ひたちなか市立田彦中学校訪問 |
11/13(木) |
日立家庭教育センター訪問
日立製作所 日立事業所見学 |
11/14(金) |
茨城県立日立第二高等学校 |
インフォーマル・ディスカッション |
レセプション |
11/15(土) |
ホームステイ |
11/16(日) |
東京戻り |
11/17(月) |
東京都立飛鳥高等学校訪問
塾訪問 |
11/18(火) |
国内各地見学 |
11/19(水) |
11/20(木) |
11/20(木) |
東京戻り |
11/21(金) |
帰国 |
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以上