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2003年10月27日
高さ3Uのシャーシにサーバモジュールを最大14台搭載可能な
ブレードサーバ新モデル「HA8000-bd/300」をラインアップ
―低電圧版インテル(R)XeonTMプロセッサを搭載し、
従来モデルに比べて約2倍の処理性能向上を実現―
HA8000-bd/300
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日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ (グループ長&CEO:百瀬次生)は、このたび、高さ3U(Uはユニット、1U=約44.45mm)のシャーシ(筐体)に最大14台のサーバモジュール(サーバブレード)を搭載可能なブレードサーバ新モデル「HA8000-bd/300」をラインアップに追加し、本日から発売します。
近年、インターネット利用が急速に拡大するビジネス環境においては、業務処理量の増大に対応するために大量のサーバを導入するケースが増えています。また、科学技術計算等の分野では、複数のコンピュータをひとつの巨大なコンピュータとして仮想化し、大規模かつ高速な計算処理を行うグリッドコンピューティングが普及してきています。これらのサーバには、高い拡張性だけでなく、大量のサーバ導入に伴う設置スペースや消費電力の増大、さらにはTCO削減への対応策が求められています。
当社はこうした市場の要求に応えるために、省スペース、省電力、管理工数削減等を実現する「HA8000-bdシリーズ」を製品化してきましたが、今回新たに処理性能を強化した新モデル「HA8000-bd/300」をラインアップに追加します。
「HA8000-bd/300」は、高密度/高集積設計により、高さ3Uのシャーシに最大14台、高さ38Uのフルラックには最大168台のサーバモジュールが搭載可能です。従来の当社1Uラックマウント型サーバとの比較では、設置面積は約4分の1に省スペース化し、消費電力もインテル(R)XeonTMプロセッサ搭載モデルに比べて最大約5分の1に低減しています。
シャーシには、2GHzの低電圧版インテル(R)XeonTMプロセッサ搭載により処理性能を向上させたサーバモジュールの他、ギガビットの通信ポートを3基備え、VLAN機能を持ったスイッチモジュールや様々な運用サポート機能を実現するためのマネージメントモジュール等を搭載し、モジュール毎の冗長化をサポートすることにより可用性を高めています。
また、運用面においても、専用の管理ソフトウェアとマネージメントモジュールとの連携により、各モジュールの状態・性能管理や障害監視、OSやアプリケーションソフトウェアの一括インストール等を実現し、より効率的な運用環境を提供します。
なお、今回の新製品は、ユーザーがリソースをコアビジネスに集中し、高信頼性かつビジネスの変化に即応した最適なシステムを構築できる環境を提供する日立のサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computingに基づいています。
製品名 |
製品概要 |
希望小売
価格(税別) |
出荷
時期 |
HA8000-bd/300SA1 |
サーバモジュール(ブレードサーバ) |
低電圧版Xeon 2GHz, 512MB〜2GBメモリー, 40GB HDD, Windows ServerTM 2003, Standard Edition/Windows(R)2000 Server/Red Hat Enterprise Linux*1/OSなし |
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350,000円*2〜 |
11月4日 |
HA8000-bd/30030U |
シャーシ(ベースユニット) |
スイッチモジュール(標準1、最大2),マネージメントモジュール(標準1、最大2), 電源モジュール(標準2、最大3),ファンモジュール(標準2)、管理ソフトウェア |
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1,090,000円*3〜 |
11月4日 |
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(*1) |
LinuxソフトウェアサービスおよびLinuxインストール作業代行サービスの契約が前提 |
(*2) |
最小構成モデルの価格 |
(*3) |
標準構成時の価格 |
■新製品の特徴 |
1.省スペース |
高密度/高集積設計により、高さ3Uのシャーシに最大14台、高さ38Uのフルラックには最大168台のサーバモジュールの搭載が可能であり、従来の1Uラックマウント型サーバと比較して、約4分の1の省スペース化を実現しています。 |
2.省電力/性能向上 |
サーバモジュールでは、低電圧版インテル(R)XeonTMプロセッサ(2GHz)の採用により、当社のインテル(R)XeonTMプロセッサ搭載1Uサーバと比較して、消費電力を最大約5分の1に削減しています。
また、当社ブレードサーバ従来モデル「HA8000-bd/200」と比較して、約2倍の処理性能を実現しており、より一層幅広い用途での利用が可能になりました。
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3.高い信頼性・可用性 |
サーバモジュール、スイッチモジュール、マネージメントモジュールなど、主要なハードウェアの冗長構成を実現することにより、高い信頼性を確保しています。また、各モジュールはオンラインでの追加/交換が可能となっており、高い可用性を実現しています。 |
4.効率的な運用サポート |
マネージメントモジュールと専用の管理ソフトウェアとの連携により、効率的な運用を実現するために、以下の機能をサポートしています。 |
・動作監視 |
: |
各モジュールやシャーシの状態・性能管理、リソース(CPU,メモリー)の使用率監視 |
・障害監視 |
: |
各モジュールやシャーシの障害監視 |
・資産管理 |
: |
サーバモジュールの設定情報を管理 |
・遠隔電源操作 |
: |
遠隔地からの電源操作(ON/OFF/リブート)およびそのスケジューリング |
・アラート通知 |
: |
ハードウェアの障害発生をe-mailで通知 |
また、複数サーバモジュールへのOSやアプリケーションの一括インストールが可能なため、システム導入・保守(バックアップ)等の作業が効率よく行えます。マネージメントモジュールは、各モジュールと管理用専用チャネルで接続されているため、サーバモジュールのデータ転送性能に影響を与えずに装置の運用管理が行えます。
モデル名 |
HA8000-bd/300 SA1 |
プロセッサ |
低電圧版インテル(R)XeonTMプロセッサ 2GHz |
搭載可能CPU数 |
1 |
キャッシュメモリー |
1次:8KB(L1データキャッシュ含) 2次:512KB |
メインメモリー |
512MB〜2GB |
ディスク容量 |
40GB (IDE) |
ディスクコントローラ |
UltraATA/100 |
ネットワークインタフェース |
1ギガビットEthernet(SERDES仕様)×2 |
インストールOS |
Windows ServerTM 2003, Standard Edition、
Windows(R) 2000 Server、Red Hat Enterprise Linux*1、OSなし |
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*1 LinuxソフトウェアサービスおよびLinuxインストール作業代行サービスの契約が前提 |
モデル名 |
HA8000-bd/300 30U |
搭載可能モジュール数 |
サーバモジュール:最大14台、
スイッチモジュール:標準1台(最大2台)、
マネージメントモジュール:標準1台(最大2台)、
電源モジュール:標準2台(最大3台)、
ファンモジュール:標準2台 |
ネットワークインタフェース |
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×3
(スイッチモジュール1台あたりのポート数) |
管理インターフェース |
100BASE-TX/10BASE-T×1
(マネージメントモジュール1台あたりのポート数) |
外形寸法 |
426(W)×675(D)×130(H) mm 3Uラックマウントサイズ |
質量 |
43kg(最大構成時) |
最大消費電力 |
990W |
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■他社商標注記 |
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インテル, Xeonは、米国およびその他の国における、Intel Corporationまたはその子会社の登録商標または商標です。 |
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Windows, Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
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Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
・ |
Red Hatは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
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その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。 |
以上
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