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2003年10月7日
韓国でギガビットスイッチ「GS4000」および
ギガビットルータ「GR4000」の販売を開始
LG日立を通じ、韓国の通信事業者や公共機関・企業向けに販売
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長＆CEO：古川 一夫、以下 日立)は、このたび、次世代ネットワークであるIPv6に対応した最大640Gbit/sのスイッチング性能と、1ギガビットおよび10ギガビットイーサネットのポート収容密度が業界最高クラスのギガビットスイッチ「GS4000シリーズ」とギガビットルータ「GR4000シリーズ」を、本日から韓国で販売を開始します。韓国での販売は、日立と韓国の株式会社ＬＧ(代表理事：姜 ユウ植 (カン・ユウシク)との合弁会社であるＬＧ日立株式会社(代表理事：李 基東(イ・キドン)、以下 LG日立)を通じて行います。LG日立は、通信事業者をはじめ、公共機関や企業向けに、今後3年間で1,000台販売する計画です。
韓国のインターネット利用人口は2002年12月末時点で2627万人に達し、ブロードバンドの普及率は世界一であるネットワーク先進国です。また、公共機関や企業なども、メトロイーサネットや広域イーサネットなどを活用して、専用線を使用するよりも安価に企業内ネットワークを構築してきており、ネットワーク上を流れるトラフィックは増大しています。それに伴い、ネットワークが社会基盤化しているため、ミッションクリティカル(*1)性がより求められるようになっており、高い信頼性やQoS(*2)技術などが必要となっています。
| *1) |
ミッションクリティカル: mission（使命）critical(危急)の意味から「ダウンすると重大な危機に陥る極めて重要な役割を担う」という意味。 |
| *2) |
QoS: Quality of Service ある特定の通信のために帯域を保証する技術。 |
日立は、本年6月から国内において「GS4000」と「GR4000」の販売を開始し、Networld+Interop 2003 TOKYOのプロダクトアワード部門Best Of Show Awardでグランプリおよび特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。本製品は、ミッションクリティカル性への対応に重点をおいて開発しており、韓国市場のニーズにも十分こたえることが可能です。
なお、日立は、LG日立に対し製品供給だけでなく、ネットワークシステム構築時のコンサルティングノウハウの提供やネットワークシステム運用の技術的なサポートを行います。日立は、LG日立と協力し、韓国市場でのネットワーク機器販売事業を積極的に拡大していきます。
| ■他社商品名称に関する表示 |
| ・イーサネットは富士ゼロックス（株）の商品名称です。 |
| ・その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 |
| ■LG日立について (URL：http://www.lghitachi.co.kr ) |
1986年に設立。
（出資比率：2003年4月1日現在、株式会社ＬＧが49％、日立が51％）
韓国内における日立製品(ストレージ、ネットワーク機器、ミドルウエア他)のシステム販売およびソリューション、サービス事業を展開。2002年度売上実績は約84億円。
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以上
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