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2003年9月29日
Windows(R) Media(R) Version 9に対応した メディアプロセッサ用ライブラリを提供
日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)は、このたび、システム開発研究所においてメディアプロセッサBroadGear(TM)向けミドルウエアとして、米国Microsoft Corporation のWindows(R) Media(R) Version9シリーズ対応のデコーダライブラリを開発し、2004年3月から提供を開始します。
本ライブラリを、日立の高い画像処理能力と多種多様なメディア処理規格に対応できるメディアプロセッサBroadGear(TM)に搭載することによって、Windows(R) Media(R) Video Version 9フォーマットでエンコードされた標準テレビ(720*480画素、30フレーム/秒)相当の映像、および同Audioフォーマットでエンコードされたステレオ音声をリアルタイムでデコードすることができます。これにより汎用プロセッサよりも低い周波数、低電圧で処理が可能です。
日立は2003年4月よりVLIW(*1)、SIMD(*2)をベースとするアーキテクチャを採用した、高い画像処理性能を実現するメディアプロセッサBroadGear(TM)を製品化し、画像圧縮ソフトなど種々のミドルウエアライブラリを提供してきました。
今回さらに、日立はマイクロソフト社Windows(R) Media(R) Technologyの優れたコーデック、ストリーミング性能を活用し、低い伝送ビットレートでの高品質の動画・音声配信、より高品質での記録媒体への長時間記録を可能にしました。
今後、日立はWindows(R) Media(R) Version9を含むミドルウエアライブラリをデバイス開発センタより販売し、セットトップボックスやハードディスクレコーダなどWindows(R) Media(R) Version 9ライブラリを組み込んだ幅広い用途に対応する製品とサービスを提供していきます。
また、日立はWindows(R) Media(R) Version 9シリーズ用高品位テレビ対応デコーダ、5.1chサラウンド音声対応デコーダ/エンコーダも開発してまいります。
(*1)VLIW(Very Long Instruction Word):命令語長を長くすることにより、1サイクルで複数の処理を行うプロセッサアーキテクチャ
(*2)SIMD(Single Instruction / Multiple Data):1つの命令で複数のデータを扱うマイクロプロセッサの処理方式のひとつ
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