日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:瀬端久仁雄)(以下:日立)は"便利・快適・健康・安全"をキーワードに、ホームネットワーク技術を活用した生活密着型のサポートシステムを新たに開発しました。
日立では、本年末にこのシステムを利用した生活サポートサービスを一部で開始します。このため、今月20日から本サービスの展開・拡充を目的に、ネットワークシステムを体感頂くデモルームを生活ソフト開発センター(東京都・足立区)に設置して、同・異業種の企業への働きかけを行っていきます。
■開発の背景
現在、本格的な少子高齢化社会の到来を前に、我が国の家庭をとりまく環境が大きく変化しています。また、パソコンや携帯電話などの普及、飛躍的に拡大するブロードバンドなど、高密度情報社会インフラの整備が進む中で、様々な技術や情報を活用して、一人ひとりの暮らし方に合わせた、便利で快適な生活サポートのニーズが高まっています。
このため日立では、インターネットを活用し、白物家電品や住宅設備機器などをネットで結び、情報コントローラを介して情報センターと接続した「ネットワークシステム」の構築、及びこのようなシステムをプラットフォームとした、新しい生活サポートサービスの提供を実現していく考えです。
さらに、本システムの普及・促進に向けて、ネットワーク機器組込み用の通信モジュール(ECHONET処理部および特定小電力無線部を一体化したもの)を開発して、9月末よりサンプル出荷を行う予定です。
■サービスの特長
生活に密着したサービスを目指し、ネットワークを活用したさらなる家事の軽減や生活環境の快適性の向上を実現する「生活のサポート」、暮らしに役立つ「情報サポート」、家電品の消耗品交換のアドバイスや、故障診断、修理依頼などを行う「メンテナンス・サプライのサポート」といった、3つの分野でサービスの提供を提案します。
日立では本サービスを、現在展開中のインターネットショッピングモール「ホラソ.com」 (
http://www.horaso.com/)と連動して、家電製品の消耗品の交換時期をお知らせしたり、必要になった消耗品の提供も計画しています。
日立としてはこれらの幅広いサービスの提供は、当社単独ではなく、同・異業種からの幅広い参加が不可欠だと考えています。今後、同・異業種のパートナーと提携して、幅広いサービスを展開していきたいと考えており、近日中に「ホラソ」ネットワークサービスの概要紹介や、同・異業種からの問い合わせを下記ホームページでも受け付ける予定です。http://www.horaso.com/ns/