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2003年8月6日
中国広州地下鉄3号線用エスカレーター計99台を受注
日立製作所 都市開発システムグループ(グループ長&CEO:角田義人/以下、日立)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の販売・製造・サービス会社である広州日立電梯有限公司(総経理:潘勝 、本社:中国広東省広州市/以下、広州日立電梯)は、このたび、中国広東省広州市に建設される広州地下鉄3号線用エスカレーター99台を受注しました。7月30日には広州市内において、広州市側から広州市人民政府 林元和常務副市長、広州地下鉄総公司 盧光霖総経理ほか、日立側から都市開発システムグループの角田義人グループ長&CEOはじめとする関係者が出席し、契約調印式が行われました。
広州地下鉄は、広州市街地の交通渋滞の緩和を目的に、北京、上海に続く中国第3番目の地下鉄として、1999年6月に1号線が全線開通しました。その後、2号線が2002年12月に一部開通したほか、華南地区における中心都市として、広州市と珠江デルタ周辺地域とのつながりを強化し、広州経済圏の活性化とイメージアップを図ることを目的に、2005年の全線開通をめざして、3号線の建設が進められています。
このたび、広州日立電梯が受注したエスカレーターは、3号線の 9駅に納入される99台です。広州日立電梯は、これまでにも広州地下鉄の1号線に44台のエスカレーターを納入したのをはじめ、2号線にも127台を納入するなど、技術、品質、サービス(保守)面で高い評価を得ており、これらの経験と実績が評価され、今回の受注に至りました。3号線用エスカレーターは、04年11月から工場出荷を開始し、05年11月の最終調整完了を経て、引渡しを行う予定です。
広州日立電梯は、日立と広州広日集団有限公司の合弁会社で、昇降機の販売、製造、据付、保守を行うとともに、最近では中国向けの昇降機の開発や、監視サービスも行っています。日立は、中国広東省を昇降機ビジネスにおける最重要地域の一つとして位置づけており、今秋に開港する広州新空港(正式社名:新広州白雲機場有限公司)ターミナルビルにエスカレーター、オートライン(動く歩道)を89台納入するなど、高いシェアを有しています。
日立グループは中国の昇降機市場において、第3位のシェアを有しており、今後も中国市場におけるシェア拡大とサービス体制の拡充をめざします。 |
以上
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