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2003年7月14日
サハリン・エナジー・インベストメント社から
ガスタービン発電設備、圧縮機を受注
日立製作所 電力・電機グループ(グループ長&CEO:斉藤 荘蔵、以下日立)は、このたび、シェル・サハリン・ホールディングスB.V.(ロイヤル・ダッチ/シェルグループ子会社)、三井サハリン・ホールディングスB.V.(三井物産子会社)、ダイヤモンド・ガス・サハリンB.V.(三菱商事子会社)の合弁会社であるサハリン・エナジー・インベストメント社から、「H-25型」ガスタービン発電設備(4基)、および圧縮機(4台)を受注しました。受注金額は合計で約60億円です。
サハリン・エナジー・インベストメント社は、サハリンでの天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」を進めており、日立が受注した発電設備は、サハリン島内に新設される原油・天然ガスの陸上精製プラントへの電力供給用として、また、圧縮機は同プラントでのガス昇圧用に使用されます。
日立では、今回の受注を足がかりとし、石油・ガス精製メーカー各社に対し、受注活動を積極的に展開していきます。
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「H-25型」ガスタービン発電機は、日立が独自開発したガスタービン発電機(定格出力26.9MW)で、同クラス最高水準の性能を誇ります。特に排熱回収ボイラとの組み合わせによる複合サイクル発電プラントとして最高の熱効率が可能となるように設計されており、高効率の熱併給発電設備とすることも可能です。ガスタービンを構成する空気圧縮機、燃焼器およびタービンの各要素についても、これまで日立が蓄積してきたノウハウと研究開発の成果が反映されており、高い信頼性と性能を実現しています |
以上