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2003年7月11日
日立プリンティングソリューションズ株式会社
大量印刷市場向けモノクロページプリンタ「DDP184」を発売
オプションで黒+スポットカラーの2色印刷に対応
DDP184
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日立プリンティングソリューションズ株式会社(取締役社長 片山利昭、以下HPRS)は、このたび大量印刷市場向け高速カット紙モノクロページプリンタ「DDP184」を開発し、本年8月1日より発売します。
「DDP184」は、オフィスおよび印刷市場でご好評いただいている「DDP92」の小型で耐久性の高い印刷エンジンを2連タンデム方式で接続して開発したモノクロページプリンタです。DDP92の高信頼性、600dpiの高画質を維持しながら印刷速度を毎分184ページ(A4横、モノクロ両面印刷時)に高速化、製品寿命6,000万ページの高耐久性を実現しました。
また、タンデム接続の後方印刷エンジンの黒カートリッジをオプションのカラーカートリッジ(赤/青/緑)に交換することで黒+スポットカラーの2色印刷のレーザープリンタとしてもお使いいただけます。
さらに、印刷物の精度と信頼性を高めるために、用紙走行位置のバラツキなどで起こる両面印刷時の表面・裏面の印刷位置ズレを補正するための「印刷位置合わせ機能」、重送による白紙混入を防ぐために走行中の用紙の厚さを検知する「重送検知機能」を装備しました。
「DDP184」は、最大6,150枚の給紙容量(オプションの「大容量ホッパ」接続時)、と最大6,000枚の排紙容量(オプションの「コンテナスタッカ」を2基接続時)の組み合わせでノンストップ高速大量出力に対応します。また、最大2,700枚の排紙容量とステープル綴じを実現した「標準フィニッシャ」、中綴じ及び小口断裁付きの製本機能を持つ「パブリッシングフィニッシャ」(オプション)との組み合わせにより、今後、市場の拡大が期待されるマニュアル、小冊子制作などの多種・小ロット・短納期・低コスト生産を目的としたPOD(Print On Demand:オンデマンド印刷)用途としても適しています。
HPRSは、日立グループのプリンタ技術を結集した会社で、日本におけるプリンタのパイオニアとして、 プリンタの開発、製造、販売を行ってきました。特にメインフレーム接続の高速連続紙レーザープリンタ、高速ドッドラインプリンタは世界トップクラスのシェアを獲得しており、品質に高い評価を得ています。今回の新製品「DDP184」は、これらプリンタで培った技術力を高速カット紙モノクロページプリンタに適用し、信頼性の高いプリンタを提供するものです。
製品名 |
標準価格(税別) |
出荷開始時期 |
モノクロページプリンタ DDP184(標準フィニッシャを含む) |
13,200,000円 |
2003年8月1日 | |
■「DDP184」の主な特長 |
1.モノクロ両面印刷で毎分184ページのノンストップ高速大量出力 |
印刷エンジンを2連タンデム接続することにより毎分184ページの高速出力を達成しました。さらに600dpiの高画質で、月平均印刷量60万ページ(最大160万ページ)(*)、製品寿命6,000万ページ(*) の高耐久性を実現。高速・高画質・大量出力のオンデマンドニーズに、卓越したスピードとコストパフォーマンスでお応えします。 |
(*)モノクロ両面印刷の場合 |
2.黒 + スポットカラーの2色印刷 |
オプションで黒のほか、もう1色のスポットカラー(赤/青/緑(*))を加えて印刷することができます。また、カラーカートリッジの交換はお客様が簡単にできるユニット設計となっています。黒 + スポットカラーの2色印刷では92ページ/分で高速印刷できます。 |
(*)緑トナー2004.1月発売予定 |
3.ノンカウンター料金制度による低ランニングコスト |
お客さまでも部品交換がしやすいようユニット化を図り、サービスマンのコストを大幅に減少することで、カウンターチャージをなくしました。月々のコストも、消耗品費、定期交換部品代と保守料金だけで済みます。 |
4.印刷位置合わせ機能 |
用紙走行位置のバラツキにより起こる両面印刷時の表面・裏面の印刷ズレを補正する印刷位置合わせ機能を装備しました。走行中の用紙エッジを検知し、印刷開始位置を補正することで、印刷位置精度を向上致します。 |
5.重送検知機能 |
重送による白紙混入を事前に防ぐため、走行中の用紙の厚さを検知する重送検知機能を搭載しました。重送による時間的・資源的なロスを事前に防ぎ、高速出力を妨げません。 |
6.A3ワイド用紙まで対応(モノクロ印刷の場合) |
309mmまでの用紙幅に標準対応し、最大用紙サイズ309mm×457mm(A3ワイド)への全面印刷のほか、A4トンボ付の2面付けプリントもできます。 |
7.充実したPOD業務支援機能 |
PostScriptデータのみならず、PDF、TIFFデータをそのまま印刷できる「ダイレクト印刷機能」、再印刷に素早く対応できる「ジョブアーカイブ機能」、プレプリント紙を必要としない「フォームアーカイブ機能」等により、POD業務を効率的に進めることができます。 |
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以上
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