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2003年6月24日
株式会社 日立製作所
株式会社 日立オープンプラットフォームソリューションズ
シーティーシー・エスピー株式会社
日立がOPSS、CTCSPと連携して
「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」を提供開始
サイバー、フィジカルのセキュリティソリューションとアウトソーシングサービスを一体化
株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、このたび、株式会社 日立オープンプラットフォームソリューションズ(取締役社長:若井 勝郎、以下 OPSS)、シーティーシー・エスピー株式会社(代表取締役社長:岩島 孝吉、以下CTCSP)と連携して、電子行政やネット販売などインターネットサービスを行う自治体や企業などを対象に、セキュリティソリューション「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」を6月26日から提供開始します。
「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」は、3社の持つサイバー、フィジカルのセキュリティソリューションとセキュリティレベルの維持・管理のアウトソーシングサービスを一体化して提供します。これにより、自治体や企業などが安全にインターネットサービスを提供できる環境を実現します。
ブロードバンドの普及やシステム規模の拡大に伴い、機密情報の取り扱いには、入退室管理や耐震・防火・防盗対策といったフィジカルセキュリティの設備強化だけでなく、最先端のサイバーセキュリティ製品・技術が必要です。さらに、日々新たに出現するコンピュータウィルスや不正侵入などの脅威に対して、低下するセキュリティレベルを一定に維持し続けるニーズが高まっています。
今回提供する「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」は、サイバー、フィジカル両面のセキュリティソリューションを組み合わせるだけでなく、セキュリティ維持・運用管理ソリューションも一体化させることで、対象システム全体にサービスも含めた一貫したトータルセキュリティソリューションを提供します。
特にサイバーセキュリティについては、日立のセキュリティソリューション「Secureplaza(セキュアプラザ)」のコンサルティングサービスからシステム構築、運用・監視までの様々なソリューションに、CTCSPが提供する不正侵入予防システム「ActiveScout(アクティブスカウト)」を組み合わせて提供します。「ActiveScout」はアタッカーによるネットワークに対する偵察行為を監視することで、攻撃前の偵察行為に「デセプタ(偽装)」情報を送信し、既知の攻撃だけでなく、未知の攻撃から企業のネットワークを守るソフトウェアです。これにより、ユーザーは未知の攻撃からもネットワークを守ることができます。本ソリューションにおいては、「ActiveScout」を日立アドバンスドサーバ「HA8000シリーズ」に搭載し、セキュリティアプライアンス(*1)としてユーザーに提供します。
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(*1)セキュリティアプライアンス:ソフトウェア、ハードウェア一体型のセキュリティ専用装置 |
なお、「ActiveScout」の提供にあたっては、OPSSがCTCSPと再販契約を締結し、日立に提供するとともに、技術サポート、保守サービスも日立と協力してサポートします。
3社は今後も各社が持つ強みを活かして、「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」を強化していきます。
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■「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」の特長 |
サイバー、フィジカルのセキュリティソリューションとセキュリティレベルの維持・管理を行うアウトソーシングサービスを一体化することで、最先端のセキュリティソリューションを提供します。 |
1.サイバーセキュリティソリューション
- 既知の攻撃だけでなく未知の攻撃からもネットワークを守る「ActiveScout」など最先端の製品を、運用時の負荷やコスト軽減を考慮しながら、効果的に組み合わせることで、自治体や企業などのセキュリティ対策を強化し、サイバーテロなどからの被害を未然に防ぎます。
- 2.フィジカルセキュリティソリューション
- 自治体や企業内などに分散して設置、保管されている情報システムや機密情報を、物理的に安全なセキュリティルームやセキュリティラックなどに集約することで、強固なセキュリティを確保します。
- 3.セキュリティ維持・運用管理ソリューション
- 自治体や企業などの情報システムセキュリティを維持するため、セキュリティポリシー策定から、定期的な診断や監査の実施、システム運用まで一括したアウトソーシングサービスを提供することにより、システムの安全性を維持します。
「セキュア・プラットフォーム・ソリューション」は、まず、電子行政を推進している自治体をターゲットとして販売していきます。
なお、本ソリューションを構成する不正侵入予防システム「ActiveScout」は、6月9日にオープンした日立のシステム検証施設「ハーモニアス・コンピテンスセンター」にてデモンストレーションを実施しています。
本ソリューションは、2002年5月の日立と伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹羽 宇一郎、以下 伊藤忠)による「IT分野における包括的な戦略的協業」の一環です。今後も日立及び伊藤忠グループの総合力を発揮し、先端技術分野でのIT活用を推進し、拡販します。
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ソリューション名 |
価格 |
提供時期 |
セキュア・
プラットフォーム・
ソリューション |
サイバーセキュリティソリューション |
個別見積 |
2003年6月26日 |
フィジカルセキュリティソリューション |
セキュリティ維持・運用管理ソリューション | |
■「Secureplaza」について |
「Secureplaza」は、1999年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションは段階的に導入できるように9ステップに分類しており、ユーザーのセキュリティ・レベルに合わせて必要なステップだけを選択することもできます。
http://www.hitachi.co.jp/secureplaza |
■株式会社 日立オープンプラットフォームソリューションズについて |
株式会社 日立製作所により、オープンプロダクトを活用したソリューション事業強化を目的として、2002年11月に設立。日立製作所、ベンダ、SIerとの強力なアライアンスで、各種オープンプロダクトの導入・システム構築から運用保守まで、システムライフサイクル全般にわたるサービスをワンストップで提供します。
http://www.hitachi-opss.com/ |
■他社商品名称等に関する表示 |
記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。 |
以上