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2003年5月28日
 

従業員の悩み・心配事の解決を支援するプログラム「EAP相談」を開始

 
 
 
  株式会社 日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦)は、このたび、従業員を重視したオープンな人材・組織の活性化施策として、従業員が抱える職場・仕事・キャリア・生活全般に係る様々な悩みや心配事などの解決を支援する従業員支援プログラム「EAP(*)相談」を開始しました。
*EAP=Employee Assistance Program:従業員支援プログラム

  経営を取り巻く環境が急速に変化し、企業が勝ち残りをかけて様々な経営改革を行う中で、従業員が抱える不安やストレスは増大し、業務や日常生活に影響を与えるという懸念が高まりつつあります。中期経営計画「i.e.HITACHIプランII」は、目標達成に向け、人材、組織を活性化することが最も重要な課題の一つであり、従業員の悩みや心配事を積極的に把握し、解決を支援する仕組みを構築することが必要となってきています。

  こうした状況を踏まえ、当社は「EAP相談」を開始しました。「EAP相談」の展開を通じ、より率直なコミュニケーションを促し、高い目標・変革に挑戦する意欲を大切にするチャレンジングな企業風土への変革を積極的に支援していきます。
  具体的には、従業員からの問合せを受け付ける専門組織である「EAPセンタ」を設置するとともに、EAPの社内専門家である「EAPエキスパート」が全事業所を巡回し、各人との面談機会を設定するほか、「電話相談」やイントラネットを活用した「オンライン相談」の窓口の設置など、従業員一人ひとりがやる気を持って生き生きと働けるように、従業員が抱える悩みや心配事等の解決を支援し、個人の活性化を図ります。
  また、個別意見のサマリーを、経営層、組織リーダに対してフィードバックするとともに、職場改善等の提言や助言・指導を行うことによって活力の向上を図ります。

  なお、「EAPエキスパート」は、当社で働く従業員の立場や実情を充分に理解した上で相談に応じることが必要であることから、社外機関のEAP専門家へは委託せず、従業員の悩みや心配事に対して適切に解決する支援ができるための教育訓練を受けた社内の専門家を選任しています。  
 
 
以上
 
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